簡単にお部屋が垢抜ける
小さめアートポスターのすすめ
こんにちは。
動画クリエイターの田村です。
みなさんはお部屋に
アートを取り入れていますか?
A2サイズ以上の壁掛けポスターは
1枚で大きな存在感をもたらすので
雰囲気作りには最適です。
しかし、その大きさゆえに、
飾る場所や、どんなものを飾るか
悩んでしまう方も多いのではないかと思います。
小さめのアートポスターであれば、
気軽に中身も入れ替えできて、
置くスペースもそれほど取らないので、
「手軽にお部屋をおしゃれにしたい」
「ずっと飾ってて飽きないか不安」
そういった方に、とてもおすすめなのです。
そこで今回は「小さめのアートポスター」の
選び方と、飾り方のワンポイントアドバイス、
おすすめのポスターフレームをご紹介します。
小さめサイズの「アートポスター」の選び方
アートポスターを取り入れるにあたって、
まず選ばなければならないのは「アート」です。
当たり前のようですが、ここがとても大切。
有名アーティストの作品から、
お子様が書いたイラストまで。
額に入れてしまえば、
もうそれは立派なアートです。
アートポスターを取り入れるポイントは、
お部屋の雰囲気に合わせた
アートを意識して選ぶこと。
飾ったときに統一感が出て、
より素敵に仕上がります。
押さえておきたいのは次の3点です。
- アートの色味
- アートの枚数
- アートのサイズ
① アートの色味
まず、気をつけたいのはアートの色味です。
もちろん、好きなアートを選ぶということは
インテリアを楽しむ上でとても大切です。
しかし、あまりに派手な色味や、
個性が強すぎるアートをいきなり取り入れると
お部屋の中で、浮いてしまう恐れがあります。
そこでおすすめなのは
「色を拾ってあげる」ということ。
同じ色や素材、質感のものを
繰り返しお部屋に配することで統一感を出す
「レピテーション」と呼ばれるテクニックです。
今お住まいのお部屋を見渡してみて、
すでに取り入れている色味のものを選べば
自然とお部屋に馴染んでくれる、というわけです。
また、次におすすめなのは、
アースカラーや無彩色のアートポスター。
アースカラーとは、
「木や土、植物などの自然物をイメージした色」
のことです。
無彩色とは、
その名の通り、彩(いろどり)のない
ブラック、グレー、ホワイトなどの色のこと。
アースカラーや無彩色のポスターであれば、
明るすぎず、鮮やかすぎないのでどんなお部屋でも
他のインテリアの邪魔をせず、馴染んでくれます。
② アートの枚数
「アートの枚数」と言われて「?」となる方や、
また「アートは1枚で飾るものでしょう!」
とお思いの方もいらっしゃるはず。
確かに大きめのアートポスターであれば、
1枚でも十分に成立しますし、
存在感を放ってくれます。
しかし、小さめのアートポスターであれば、
話は少しだけ変わってきます。
サイズが小さいアートポスターは、
存在感がそれほど大きくはないので
単体で置くだけでは、どうしても
「ぽつんと感」が出てしまうのです。
ですので「2枚以上」を選ぶことが
「なんだか置いただけで様になっている!」の
第一歩となります。
2枚以上であれば、まとまり感が出て
存在感も2倍以上になりますし、
後ほどご紹介するインテリアテクニックの
「三角構図」が簡単に作れるようになります。
2枚以上がマスト!というわけではないですが、
1枚で飾りたい場合は、単品で飾るのではなく、
雑貨などと一緒にディスプレイすると良いです。
ディスプレイに関しては、後ほどご紹介します。
③ アートのサイズ
アートのサイズ選びも大切です。
デザインが気に入ったからといって
サイズを考慮せずに選んでしまうと
「飾ってみたはいいけど、
なんだかバランスがおかしい...」
なんてことになってしまいます。
アートポスターを取り入れる上では
「買った後に、飾れるスペースを探す」よりも
「飾る予定のスペースに、合うものを探す」方が
時間はかかれど、圧倒的に失敗が少ないのです。
「どこに飾るかを先に決めておく」
ということについては、おすすめの飾り場所を
次の章でご説明しますので、ご安心ください。
アートフレームを飾るおすすめの場所は?
飾るアートポスターを選ぶことができたら
次は飾り場所を決めていきましょう。
飾る場所を選ぶときのポイントは2つ。
1つ目は、余白のある場所。
2つ目は、普段からよく目にとまる場所です。
この2点を押さえて飾り場所を選べば、
アートポスターを取り入れた効果を
より実感することができます。
ただ、その上でも、
「やっぱり、どこに飾ればいいか悩む。」
といった方のために「ここであれば失敗しない」
という、おすすめの飾り場所を3つご紹介します。
- 玄関
- テレビボード
- ダイニング横
① 玄関
まず、おすすめするのは玄関です。
靴箱や、傘立て、キーケース置きなど
玄関はどうしても殺風景になりがちです。
そこにアートポスターを飾ることで、
生活感を和らげ、彩りを加えることができます。
また、小さなアートは、玄関のように
奥行きや高さが限られた場所であっても
手軽に取り入れることができるのも魅力です。
玄関は、お家の顔ともいえる場所。
インテリアとして美しいアイテムを置くことで、
疲れて家に帰ってきた日も、
ほっと心が癒されるはずです。
② テレビボード
テレビボードの上も、おすすめの飾り場所です。
リセノでは、テレビにぴったりのサイズの
テレビボードよりも、テレビサイズより
少し大きめのものを推奨しています。
しかし、そうなってくると
テレビ横にぽっかりと空いたゾーンができて
何を置いたらいいか、頭を抱えてしまう方も。
そんな時には、小さめのアートポスターを
置くことで、程よくぽっかり感を軽減できます。
また、黒くて面積の大きいテレビは存在感があり
生活感が出てしまうので、インテリアにおいては
ノイズになってしまいがちです。
テレビ横にアートポスターを飾ることで、
存在感を中和させることができます。
③ ダイニング横
最後に、おすすめするのは
ダイニング横のスペースです。
インテリアでは、フォーカルポイント、
つまり「お部屋の中でよく目にする場所」を
素敵に仕上げることで、
お部屋の印象が良くなります。
そのような意味において、
どれだけ忙しい方でもダイニングは、
1日に1度は使う=目に入る場所
なのではないでしょうか?
ダイニング横にスペースがある方は、
そこにアートポスターを飾ることで
「お部屋の顔」となり、お部屋全体の雰囲気を
格段に良くしてくれるので、おすすめです。
アートポスターを飾るときのポイント
さて、ここまでで、アートポスターの選び方と
おすすめの飾り場所をご紹介してきました。
飾るアイテムと飾る場所が決まれば、
次はいよいよディスプレイしていきましょう。
シンプルに「ぽんと置くだけ」でも
もちろん良いのですが、
これからご紹介するポイントを押さえていただくと
誰でも簡単に、プロのようなディスプレイに
することができます。
単体で飾らない。
飾るときのポイントとして、
「単体で使わない」ということが挙げられます。
どうしても、アートを飾ろうとすると
それっぽくするために「どん!」と
何も考えず「置くだけ」になってしまいがちです。
存在感のある、大きいポスターであればまだしも
小さいポスターでも同じようにしてしまうと、
お部屋の中で、ポツンと孤立感が出てしまいます。
それを防ぐためには、
ただ「置く」のではなく、雑貨などと一緒に
「ディスプレイする」ことが大切です。
また「単体で使わない」という点では、
サイズ違いのアートを並べて
まとまりを持たせることで、
ポツンと感を軽減させる効果があります。
三角構図のテクニックを使う。
雑貨も一緒にディスプレイするとなると、
さらにハードルが高くなると思われる方も
いらっしゃるかもしれませんが、
アートポスターを使ったディスプレイは、
三角構図を使うことで、簡単にできます。
ちなみに、アートポスターは
ウォールシェルフと相性がとても良いのですが、
初心者の方にとっては少しだけ、
レベルが高くなってしまいます。
ですので、今回はテレビボードや
ダイニングのサイドボード、玄関収納の上など
平らである程度広めのスペースを想定して
解説していこうと思います。
アートポスターは、ディスプレイの際に
置き型のフレームなどに入れることで、
雑貨をうまくまとめる役割を担ってくれます。
雑貨を飾るときのポイントは
「背の高いもの」
「中くらいのもの」
「低いもの」
という高さの異なる3つのアイテムを配置して、
三角形を描くこと。
これは「三角構図」と呼ばれる
ディスプレイの基本テクニックです。
さらに「垂直」「立体」「平面」
の 3つの要素を組み合わせることで、
立体感がうまれ、より美しい印象に。
フレームを、高さのある
「垂直アイテム」とすることで
三角構図の背景になって
ディスプレイアイテムをまとめてくれるのです。
例えば、こちら上の画像は、
立体と平面のアイテムだけのパターン。
どこか単調で、物足りない印象です。
画像下では、雑貨の後ろに
フォトフレームを加えました。
これにより
「垂直(フォトフレーム)」
「立体(フラワーベース)」
「平面(真鍮トレー)」
3つの要素からなる三角構図が完成。
背景にアートポスターがあることで、
雑貨同士にまとまりが生まれ、
一気に垢抜けたディスプレイになりました。
このように、アートポスターを
「三角構図の『垂直』要素として使う」ことを
意識してディスプレイすると、
簡単にまとまりが出て、
素敵なディスプレイになるのです。
おすすめアートフレーム3選
アートポスターの選び方と、
誰でも簡単にできるディスプレイ方法について
ご紹介してきました。
最後は、リセノでお取り扱いのある、
アートポスターを飾るのにぴったりの
おすすめフレームを3つ、ご紹介します。
① フォトフレーム ウッド&ボーン
重厚な木目と、存在感のある太めの額縁が印象的な
「フォトフレーム ウッド&ボーン」。
名前の通り、木材や
水牛の骨を使用したフレームです。
自然素材を生かした力強いデザインは、
空間に味わい深さをプラスしてくれます。
ちなみにこちらには、初めから
版画作家が手掛けた作品が入っていますので、
「お部屋にアートを飾りたいけど、
失敗したくなくて中々選べない・・・。」
という方でも、気軽に取り入れられて、
そのまま飾るだけで様になります。
② フォトフレーム フローター
ブラスカラーのフレームに、
クリアなガラスが映える「フォトフレーム フローター」。
背面が透けて見えることで、抜け感が生まれ、
上質な空間にすっきりと溶け込みます。
華奢なフレームと透け感のあるガラスは、
圧迫感がなく、インテリア性も抜群。
「洗練された雰囲気のインテリアが好き」
「フレーム自体の存在感は、極力抑えたい」という方に、
ぜひおすすめしたいアイテムです。
③ アートフレーム MOEBE
「額縁」としての機能を
最大限引き出したデザインの
「アートフレーム MOEBE(ムーベ)」。
MOEBEフレームは、透明なアクリル板2枚で
挟み込むという特徴的な構造をしています。
そのため、いわゆる
「紙のアート」を飾るだけでなく、
押し花や写真、ポストカードなど様々なものを
美しく飾ることができるようになっています。
また、フレームよりも
小さいサイズのアートを飾れば、
「透明な余白」が生まれ、
作品が浮かび上がったように見えます。
小さめのアートポスターを飾って、素敵な空間を作りましょう。
今回は、小さめのアートポスターの
魅力についてお話ししてきましたが、
いかがでしたでしょうか。
小さめのアートポスターであれば、
限られたスペースでも手軽に取り入れられますし、
フレームに入れて飾れば、三角構図の1要素として
素敵にディスプレイを彩ってくれます。
また、中身も手軽に入れ替えられるので
飽き性の方でも、取り入れるハードルが
低いのではないでしょうか。
ちなみにリセノでは、
さらにフォーカルポイントを素敵に仕上げるために、
大きめのアートポスターをお部屋に
取り入れることをおすすめしています。
大きめのアートを取り入れるのが初めての方は、
簡単にお部屋がセンスアップする方法を
こちらのマガジンでもご紹介しておりますので
あわせて、ご覧いただければと思います。
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最後までお付き合いくださり、
ありがとうございました。