ダイニング選びについて「選び方が分からない」という方に向けて、見心地・使い心地の観点から紐解いていきます。
https://www.receno.com/pen/vasestyling/u4/2025-01-31.php公開日 2025年12月12日(金)
4人掛けダイニングテーブルのサイズ目安と
失敗しない選び方を解説します。
こんにちは。福岡店の大塚です。
家族や友人と食卓を囲むダイニングテーブルは、
毎日の暮らしに欠かせない家具のひとつです。
そのダイニングテーブルを選ぶ時、
「4人で使うならどのサイズが最適なのか?」という
疑問を持つ方は多いのではないでしょうか。
食事のしやすさだけではなく、
お部屋の動線やレイアウトにも影響するため、
購入前に確認しておきたいポイントです。
今回は、4人で快適に使えるダイニングテーブルの
サイズ目安や動線を確保するポイントなどを
詳しく解説します。
初めてダイニングテーブルを購入する方はもちろん、
買い替えをご検討の方も、
ぜひ参考にしてみてください。
ダイニングテーブルのサイズ選びの重要性
ダイニングテーブルのサイズは、
お部屋の使い勝手を左右する
最も重要な要素のひとつです。
サイズが適正であれば、
チェアを引く動作や立ち座りがスムーズになり、
家族の動線も自然と整います。
家族が自然と集まる心地よい場所にするためにも、
暮らしにあったサイズをしっかり見つけることが
大切です。
一人当たりの必要スペース
ダイニングテーブルのサイズを選ぶ際は、
まず「1人が快適に過ごすために必要なスペース」を
把握することが欠かせません。
特に4人で囲む場合、
1人分の幅が少し足りないだけでも
窮屈さを感じやすくなります。
適正なテーブルのサイズは、
- 最低限必要なのは「1人あたり60cm×40cm」
- ゆとりを持つなら「1人あたり70cm×50cm」
です。
この基準で考えると、4人で使う場合は、
幅120cm×奥行80cm以上
が快適なサイズといえます。

お家のダイニングエリアの広さにゆとりがあるのなら、
1人あたり「70cm×50cm」と、最低限のサイズよりも
「+10cm」ずつのスペースを取るのもおすすめです。
この基準の場合は、
幅140cm×奥行100cm以上
が快適なサイズといえます。

ダイニングスペースの必要動線

1人あたりのスペースが確保できたら、
次に大切なのがテーブル周りの「動線」です。
チェアを引くときの後ろのゆとりや、
家族が行き来する通路が狭いと、
日常的に使いづらさを感じてしまいます。
ダイニング周りには
- 主動線(頻繁に通る道)は、1m以上
- それ以外は、60cm程度
の通路が必要です。

家族が頻繁に行き来する「生活のメイン通路」となる
主動線に1mほどの幅があると、
日々の家事がしやすく、ストレスなく過ごせます。
ゆとりのある幅を確保することで、
毎日の動きが快適になり、
ダイニングエリアの使いやすさが大きく向上します。
4人掛けのサイズ目安
では、4人で囲む場合に、
"ちょうど良いサイズ"とはどれくらいなのでしょうか。
一般的なサイズの目安を確認し、把握しておくことで、
適切なサイズを選びやすくなります。
① 幅120~130cm
コンパクトな4人掛けに最適なサイズとなり、
省スペースでも置きやすいサイズ感です。
ただ、必要最低限のサイズ感のため、
大人4人では多少窮屈に感じることがあります。
② 幅150cm
4人でゆったり使える、
もっとも選びやすい定番サイズ。
食事のしやすさに加えて、
作業や趣味にも兼用しやすいサイズ感です。
③ 幅170cm
料理をたくさん並べたい方、
ご来客が多いご家庭には最適な広々サイズ。
大人4人で座っても余裕があり、
ワークスペースとしても十分活用できます。
ダイニングテーブルの選び方についての
より詳しい考え方は下記の記事でもご覧いただけます。
暮らしにあったダイニングテーブルを選ぶための3つのポイントをご紹介します。
https://www.receno.com/pen/dinings/u67/2023-12-12.phpダイニングテーブルの形状とその特徴
ダイニングテーブルの形は、
座りやすさだけではなく空間の雰囲気づくりにも
大きく影響します。
同じ4人掛けでも
必要スペースが異なるため、
形の違いを理解しておくことはサイズ選びの失敗を
防ぐポイントです。
主要な形状の特徴を知ることで、
より使いやすいテーブルが選べるようになります。
長方形のダイニングテーブル
もっとも一般的で使いやすい形が、
長方形のダイニングテーブルです。
壁付け、中央配置、どちらにも対応しやすく、
限られたスペースでもレイアウトしやすい
特徴があります。
また、長方形は奥行き80cm前後が多く、
お皿やカトラリーを並べても中央部分に
ゆとりが生まれます。
「面積効率」が良いのは、四角形・長方形の最大の
メリットと言えるでしょう。
円形・楕円形のダイニングテーブル
円形や楕円形のダイニングテーブルには、
やわらかく優しい印象を与え、
角がない見た目に圧迫感が出にくい特徴があります。
また、これらの形状の大きなメリットが、
「人数に合わせて柔軟に使える点」です。
360度どこからでも出入りしやすく、
チェアを追加したり、座る位置を調整することで、
普段は4人、来客時には5~6人といった使い方が
しやすくなります。

長方形では「詰めて座る」際に
端が固定されてしまいますが、
円形や楕円形は座る人数の変化に自然と馴染みます。
半円形のダイニングテーブル
半円形のダイニングテーブルは、
片側がまっすぐ、もう片側が丸くなった特徴的な形で、
壁付けしやすいのが最大のメリットです。
長方形の実用性と円形のやわらかさを両立した
デザインで、省スペースにも設置しやすい形状です。
また、丸みのある側は出入りがしやすく、
家事動線を妨げにくい点も特徴です。
「省スペースでもやわらかい印象の空間にしたい」
「壁付けで動線を確保したい」という場合に、
半円形のダイニングテーブルは特におすすめです。
半円形のダイニングテーブルについて
詳しくまとめた内容もございますので、
ぜひご覧ください。
円形と長方形の良いところを併せ持った「半円形」ダイニングの魅力を見ていきましょう。
https://www.receno.com/pen/dinings/u14/2025-06-25.php4人で快適に使える、リセノの人気テーブル5選
「4人でゆったり使えるテーブルが欲しい」という
お声を店頭でよくいただきます。
リセノで特に人気の高いダイニングテーブルを、
長方形から半円形まで、
ラインナップをご紹介します。
① 伸長式ダイニングテーブル folk
リセノの大人気商品の
伸長式のダイニングテーブルです。
必要に応じて天板を広げられるため、
通常時は省スペースで置けるサイズ感ながら、
天板を広げるとゆとりのあるテーブルに変身します。

普段はコンパクトに、
来客時や作業スペースが必要なときだけ
広く使えるため、4人暮らしでも無理なくゆったりと
過ごせるのが魅力です。
② ダイニングテーブル Pair
テーブルの形・脚と天板の素材を
自由に組み合わせられる、
リセノで人気の高いカスタマイズ性のある
ダイニングテーブルです。
暮らしや間取りに合わせて最適な一台を選べるため、
4人で快適に使えるテーブルを探している方には
ピッタリのシリーズです。

また、自由に組み合わせができるため、
北欧ナチュラルからモダンスタイルまで、
幅広いインテリアに馴染みやすいのも特徴です。
③ ダイニングテーブル OAK
北米産オーク無垢材を贅沢に使用した
あたたかな質感とシンプルなデザインが魅力の
王道ダイニングテーブルです。
オークは緻密な木目が美しく、
見た目に美しさを感じられるとても人気の木材で、
非常に硬く、頑丈なのが特徴といえます。
あたたかみのあるオーク材の風合いと、
無駄のないシンプルな構図が、
空間をスッキリと上質に仕上げてくれます。

定型サイズは幅150cm・180cmをご用意しているほか、
サイズオーダーにも対応しているため、
スペースや人数に合わせて自由なサイズ感で
お作りが可能なダイニングテーブルです。
④ ダイニングこたつテーブル FAM
1台でダイニングテーブルとこたつの両方を
叶えてくれる万能テーブルです。
冬はこたつとして足元から暖かく、
オフシーズンはヒーターが目立たないデザインで、
通常のダイニングテーブルとしてお使いいただけます。

シンプルですっきりとした見た目が美しく、
軽やかな見た目から圧迫感を軽減し、
上質な空間づくりに役立つテーブルです。
⑤ ダイニングテーブル RIVER
天然のオーク材を使用した豊かな木目と
シャープで軽やかなラインの脚が魅力の
ダイニングテーブルです。
木目の表情がひとつひとつ異なるため、
空間に自然素材ならではの奥行きをもたしてくれる
一台です。
4名利用の場合、
幅135cmの長方形又は直径120cmの円形から
選べるため、レイアウトや人数に合わせて
最適な一台を選択できます。
快適に使えるダイニングテーブルを見つけましょう。
いかがでしたでしょうか。
気になるダイニングテーブルは
見つけていただけましたでしょうか。
それでは、4人掛けダイニングテーブルに
ついておさらいです。
一人当たりの必要スペースは、
- 最低限必要なのは「1人あたり60cm×40cm」
- ゆとりを持つなら「1人あたり70cm×50cm」
4人で利用するダイニングテーブルを
選ぶ際の基準としては、
- 最低限サイズ:幅120cm×奥行80cm
- くつろぎサイズ:幅150cm×奥行90cm
- ゆったりくつろぎサイズ:幅170cm×奥行100cm
ダイニング周りに必要な通路幅は、
- 主動線(頻繁に通る道):1m以上
- それ以外は:60cm程度
です。

ダイニングテーブルを選ぶ際には、
サイズや形状だけでなく、
チェアの出し入れや通路の動線も
考慮することが大切です。
使うたび体になじむ。こだわりのチェアをポイントとともにご紹介します。
https://www.receno.com/pen/chairs/u82/2024-07-24.phpダイニングチェアのアーム有無について、それぞれのメリットを解説します。
https://www.receno.com/pen/chairs/u78/2024-08-14.php今回ご紹介したサイズの目安や形状の特徴を参考に、
自分の暮らしにぴったり合うテーブルを
見つけていただければと思います。
迷った際には店頭にてお気軽にご相談ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ダイニング選びについて「選び方が分からない」という方に向けて、見心地・使い心地の観点から紐解いていきます。
https://www.receno.com/pen/vasestyling/u4/2025-01-31.php



































編集部 辻口
編集部 増田
お客様係 山崎
品質管理 遠藤
BM 山本