Yチェアに合うダイニングテーブルとは? おすすめ商品2選
こんにちは。
Re:CENO TOKYOの大森です。
日本で最も有名な北欧チェアと
言われている「Yチェア(CH24)」。
Yチェアは、1950年の発売から、70年以上経った
今でも作られ続けている木製の名作椅子です。
流れるような美しいフォルム、
そして、安定した座り心地も相まって、
愛用しているリセノスタッフも多いです。
そんな人気のYチェアですが、
ダイニングシーンに合わせる際には、
気をつけるポイントがございます。
今回の記事では、そのポイントと合わせて
Yチェアにぴったりなダイニングテーブルを
2つご紹介いたします。
Yチェアご検討の方は、
ぜひ、ご覧いただければと思います。
Yチェアって、どんな椅子?
たくさんの良さを持つYチェアですが、
今回は3つの特徴をお伝えします。
- 弧を描く背もたれと美しいアーム
- 包み込まれる優しい座り心地
- ダイニングシーンを上質に仕立てる
それぞれの特徴について、詳しくご説明いたします。
弧を描く背もたれと美しいアーム
美しく流れるようなフォルムは、
他のチェアと比べても類を見ない形状で、
Yチェアが、ダイニングシーンにあるだけで、
ぱっと華やぎ、リビングの主役的空間になります。
その美しいフォルムが、インテリアの「見心地」を
ぐっと引き上げてくれます。
包み込まれる優しい座り心地
背中周辺をぐるっと囲むような背もたれと
アームにより、安定した座り心地のYチェア。
アームに手を置いて少し身体を預けたり、
姿勢を変えたりする時も、しっかりと重みを
受け止めてくれるので、疲れにくいです。
ダイニングシーンを上質に仕立てる。
先に述べた「見心地」も相まって、
ダイニングシーンにYチェアがあると、
とても上質な空間になります。
注目ポイントは、ダイニング全体の膨らみです。
ダイニングテーブルとYチェアを合わせると、
Yチェアの膨らみ分がプラスされて、
ダイニング全体に幅や奥行き感が出ます。
そうすると、ダイニングシーンを横から見た時に
ペンダントライトを頂点とした三角形ができ、
安定感のあるダイニング空間になります。
「ダイニングにボリューム感を出したい」という方は、
ぜひ、Yチェアを選んでいただけたらと思います。
こちらの記事で、Yチェアの魅力を深掘りしています。
【わたしの愛用品】デザインと人気で選んだ「Yチェア」の座り心地が最高過ぎました。
名作家具「Yチェア」って、どんな椅子?特徴や人気の理由を解説します。
Yチェアをダイニングに置く際に、気をつけること
先程の章では、Yチェアの特徴を解説しましたが、
ダイニングチェアとして活用する際には、
注意すべき点が2つございます。
Yチェアの膨らみ「40cm」に注意
Yチェアは、特徴的なアームを持つため、
ダイニングテーブル下に収納が難しいチェアです。
アームまでの高さが約70cmと、日本の一般的な
テーブル高とほぼ同じため、アームが天板に
当たってしまいます。
そのため、Yチェアをダイニングで使用する場合は、
約40cmほど外側に膨らむことを想定して、
動線の確保が必要です。
例えば、チェアの後ろが動線になる際は、
40cm + 60cm(動線幅)=100cmが
必要ですので、ご購入前に必ずチェックしましょう。
テーブル脚間に余白を持たせる。
テーブルの脚間は、125cm以上確保しましょう。
Yチェアは、半周分にも渡る大きなアームがあり、
横からの着席、離席がしにくいチェアです。
特に、長方形や楕円形のテーブルの長辺に
Yチェアを隣り合わせで使う場合は、要注意。
Yチェアの幅は、1脚分で約55cm、
2脚分で約110cmとなります。
テーブル脚間は、+15cmは欲しいので、
最低でも約125cmは必要です。
Yチェアに合うダイニングテーブルをお探しの方は、
脚間にも注目していただければと思います。
脚部カットでテーブルの高さに合わせる。
現行で販売されているYチェアの座面高は、45cm。
ダイニングテーブルとチェア座面までの高さ(差尺)
は、「26~30cm」を推奨しています。
そのため、座面高45cmのYチェアには、
「高さ71~75cm」のテーブルがおすすめです。
日本のダイニングテーブルは、「高さ70~72cm」の
ものが一般的と言われいていますが、
「それよりも低いテーブルにYチェアを合わせたい」
という方もいらっしゃるかと思います。
そんな時は、脚部カットがおすすめです。
リセノで取り扱っている
「伸長式ダイニングテーブル folk 高さ68cm」には、
Yチェアの脚部を2cmカットし、座面高を43cmに
していただくと、理想とする差尺範囲となります。
また、リセノでは、通常有料で行う脚部カットを
無料で承っておりますので、お気軽にご検討ください。
(2023年10月現在の情報です。)
Yチェアにぴったり! ダイニングテーブル2選
ここからは、Yチェアに合うダイニングテーブルを、
その理由とともにご紹介いたします。
伸長式ダイニングテーブル folk
円形→楕円形に伸長可能なダイニングテーブル。
家族構成や間取りの変化に対応でき、
どんなライフスタイルにもフィットするのが特徴です。
そんな「伸長式テーブル folk」がYチェアにぴったりな
理由が2つありますので、それぞれご紹介します。
1つ目は、丸みと丸みの一体感です。
Yチェアのアームの丸み、folkダイニングの丸み。
それぞれの丸みが一体となって、
ダイニング全体に統一感が生まれます。
また、角が無いことで、とても優しい印象となり、
家族が集まるダイニングシーンに、
ぴったりな組み合わせではないでしょうか。
2つ目は、脚間が約129cmあるからです。
こちらのテーブルは、楕円形に伸長すると、
脚間が129cmのため、Yチェアを横並びに
使うことができます。
Yチェアは、1脚よりも2脚、2脚よりも4脚分を
揃えると、インパクトがあり、さらに美しい
ダイニングシーンになります。
folkダイニングは、伸長板を取り外すタイプのため、
その機構のお陰で、広い脚間が生まれ、
Yチェア2脚を並んで配置できるという訳です。
ダイニングテーブル OAK サイズオーダー
好みのサイズに合わせてオーダー可能な
「ダイニングテーブル OAK」。
いわゆる王道ダイニングと呼ばれる、
長方形のダイニングテーブルですが、
なぜ、Yチェアと相性が良いのか。
それは、Yチェアの膨らみによる動線圧迫を、
サイズオーダーにより解消できるからです。
「Yチェアは使いたいけど、
丁度良いサイズのテーブルが見つからない」
という、単身~2人暮らしの方には、特におすすめ。
こちらは、「幅120cm×奥行き60cm×高さ72cm」の
オーダーテーブルにYチェアを2脚合わせています。
「Yチェアを向かい合わせで配置したいけど、
奥行きが広いテーブルだと、チェア周りが窮屈に
なりそうで、テーブル選びが少し大変かも」
そんな時には、サイズオーダーで奥行きを調節すれば、
チェアを引いたり、その後ろを通ることもできます。
このように、Yチェアの配置場所が窮屈になる場合は、
サイズオーダーテーブルでカバーできますので、
ぜひ、ご検討ください。
Yチェアで素敵なダイニングシーンを作りましょう。
美しいフォルムと安心感のある座り心地で、
人気のYチェアですが、適切なダイニングテーブルと
合わせれば、素敵なダイニングシーンが作れます。
今回のポイントを参考にして、
使う方全員にぴったりな選択をいただけたら幸いです。
それではまた、次回の記事でお会いしましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。