センス不要で、インテリアスタイリングを美しく仕上げるセオリーの「基礎」をご紹介します。
https://www.receno.com/pen/beforestyling/u4/2024-07-05.php公開日 2026年07月28日(火)
12畳LDK、レイアウトしてみた。
正方形の間取りを美しく仕上げる家具配置術とは?
こんにちは。リセノ編集部の増田です。
リセノのWEBマガジンでは、
お部屋を美しく・心地よく整える
レイアウトのコツをご紹介しています。
今回は、
そんなレイアウトシリーズの実践編。
何もない状態のLDKを、テーマに沿って、
実際にレイアウトしていきます。
皆さまも、ぜひ「自分だったらこうする!」と、
一緒に考えながらお読みいただければ幸いです。
「12畳・正方形LDK」を
実際にレイアウトしていきます!
今回は、
こちらの約12畳のLDKをレイアウトします。
① LDKの間取り
お部屋の奥に大きな窓がある
正方形の間取りです。
一般的な集合住宅で、
非常によく見られる間取りかと思います。
キッチンはLDと区切られており、
小さなカウンターがついています。
キッチン付近の壁には腰高窓もあり、
採光の条件はよさそうです。
② レイアウトの条件
今回は、
小学生のお子さまと暮らす3人家族が、
新居に引っ越してきた場面を想定します。
レイアウトにあたって、
家族からいくつか希望の条件があります。
・大きなソファーが主役のお部屋にしたい
・テレビは不要だけど、プロジェクターで映像を見たい
・ナチュラルなお部屋が好きだけど、ちょっと個性もほしい
いかがでしょうか。
どのように家具を配置するか、
イメージはわいてきましたか?
それでは、実際にレイアウトしていきましょう。
12畳LDKのビフォーアフター
はじめに、レイアウトのビフォーアフターです。
Before
Before①
Before②
Before③
After
After①
After②
After③
今回は、このようなLDKレイアウトに仕上げました。
それではここから、
どのような流れでレイアウトを考えていったのか、
順番にご説明します。
12畳LDKレイアウトの流れ
リセノでは、お部屋をスタイリングする流れとして、
- 「ベーススタイリング」 = 空間の配置バランス
- 「ポイントスタイリング」 = 装飾・ディスプレイ
こちらの順番をおすすめしています。
まず、お部屋の土台となる家具を配置し、
そこに装飾を加えて、美しく仕上げます。
こちらの順番でお部屋を整えていくと、
大きな失敗を防ぎやすくなります。
詳しくは、以下のマガジンをご覧ください◎
① ベーススタイリング
まずは、家族3人が暮らしやすいベーススタイリング、
すなわち土台となる家具を配置していきます。
・レイアウトする家具を決める
まずは、お部屋に配置する家具を決めましょう。
先ほどのレイアウトの条件から、
「大きなソファー」が必要になります。
今回は3人家族ですので、
3人掛けソファーを贅沢に配置しましょう。
また、テレビはお部屋に置かず、
「プロジェクター」を活用するとのことでした。
テレビボードのスペースは削減しつつ、
映像を投影するための壁の余白を残しておきます。
加えて、家族3人で食事できる
コンパクトなダイニングセットを配置しました。
・正方形LDKのレイアウトのコツ

正方形の間取りは、縦長・横長の間取りに比べて、
レイアウトが難しくなります。
なぜなら、お部屋に作る「リビング」や
「ダイニング」のスペースは、
正方形に近い形をしていることが多いためです。
この2つのスペースを横並びにすると、
必然的に長方形になります。
縦長・横長の間取りでは収まりが良いですが、
正方形の間取りの場合、長辺が少し足りず、
同じレイアウトではうまくいきません。
このように、家具の間が狭くなりすぎたり、
不自然なデッドスペースが生まれたりするのです。
正方形のLDKをレイアウトする最も簡単なコツは、
- リビングとダイニングを「対角」に配置する
- 「余白」をライフスタイルにあわせて活用する
という方法です。
このように、リビングとダイニングを
「対角」にずらして配置することで、
バランスを取りやすくなります。
キッチンに近い側にダイニング、
その対角にリビングを配置しました。
そうすると、お部屋の2か所に「余白」が生まれます。
この部分をライフスタイルに合わせて
うまく活用することで、
快適なお部屋に仕上がります。
収納スペース
趣味・くつろぎスペース
今回は、「収納スペース」と
「趣味・くつろぎスペース」を作りました。
お子さまのいる暮らしですので、
収納家具を増やして、少しでも収納量をカバー。
さらに、ラウンジチェアに座って
好きな本を読んだり、音楽を聴いたりする時間を
過ごせるようにしています。
なお、こちらのシェルフの上の壁には、
プロジェクターを映せるスペースを残しました。
なお、正方形の間取りの「余白」の活用は、
ほかにもさまざまな方法があります。
こちらの記事で詳しくご紹介していますので、
ぜひあわせてご覧ください。
レイアウトが難しい「正方形間取り」。おすすめのレイアウトとポイントを解説します。
https://www.receno.com/pen/livings/u32/2025-11-14.php② ポイントスタイリング
ベースの家具を配置できたら、
次にポイントスタイリング、
すなわち装飾やディスプレイを施していきます。
ベーススタイリングのみ済んだお部屋は、
暮らしに必要な家具はそろっていますが、
どこか物寂しい印象です。
今回は、
「少し個性を感じられるナチュラルインテリア」
がテーマです。
次の3つを意識して、
ポイントスタイリングを進めていきます。
- 「空間のバランス」を整える
- 「フォーカルポイント」を彩る
- 「アクセントアイテム」で個性を添える
・「空間のバランス」を整える
まずは、空間のバランスを整えていきましょう。
リセノでは、お部屋を
上空間・中空間・下空間の3つの空間に分け、
それぞれに見どころを作る方法をおすすめしています。
- 上空間:目線以上の高さ
- 中空間:主役の家具(ソファーやテーブルなど)の高さ
- 下空間:床の高さ
そうすることで、空間全体がバランスよく整い、
お部屋の見栄えがグッと良くなるのです。
ベースの家具が置かれた状態では、
中空間・下空間にアイテムが集中しており、
上空間がぽっかりと空いています。
上:Before、下:After
そこで、上空間を彩るアイテムを
配置していきましょう。
照明・アート
ハンギンググリーン
アート
ウォールシェルフ
上空間にも見どころをつくることで、
バランスの取れたお部屋になりました。
センス不要で、インテリアスタイリングを美しく仕上げる「空間配置」のセオリーをご紹介します。
https://www.receno.com/pen/pointstyling/u4/2024-06-28.php・「フォーカルポイント」を彩る
お部屋の見心地を整えるうえで大切なのが、
「フォーカルポイント」の考え方です。
フォーカルポイントとは、お部屋の中で
特に視線が集まりやすい「注視点」のこと。
視線が集まるということは「目立つ場所」ですので、
そこを重点的に整えることで、
より美しいレイアウトに仕上がります。
もっとも代表的なフォーカルポイントは、
お部屋の入り口から最初に見える場所。
すなわち、
入り口の対角にあるお部屋の角が
フォーカルポイントになることが多いです。
今回は、お部屋の角に
背の高い観葉植物を配置して、
フォーカルポイントを彩りました。
自然とお部屋の「上空間」も埋まるので、
一石二鳥のアイテムです。
・「アクセントアイテム」で個性を添える
シンプルな木の家具を中心にスタイリングした、
ナチュラルテイストのお部屋。
すっきり整っていて美しいですが、
ここに「個性」を加えて、
さらに見どころを作っていきましょう。
お部屋に個性を加える際におすすめなのが、
「アクセントアイテム」を飾る方法です。
アクセントアイテムとは、次のような特徴を持つ
インテリアアイテムのことを指します。
- 古びた趣きのあるもの
- 時間とともに表情が変化するもの
- 織ったもの・編んだもの
- 自然素材のもの
- 手仕事のあとが感じられるもの
これらのアイテムをお部屋に散りばめることで、
趣きや味わい深さが生まれ、
個性的な仕上がりになります。
それぞれ、具体的にどのようなアイテムが
該当するのかについては、
ぜひこちらの記事をお確かめください。
センス不要で、インテリアスタイリングを美しく仕上げる「アクセントアイテム」のセオリーをご紹介します。
https://www.receno.com/pen/pointstyling/u4/2024-11-01.php今回は、次のアクセントアイテムを配置しました。
テーブルクロス(自然素材)
マット(織ったもの・編んだもの)
クッションカバー(手仕事のあとが感じられるもの)
ブラケットライト(古びた趣きのあるもの)
掛け時計(時間とともに表情が変化するもの)
アクセントアイテムを配置する前後で比べると、
シンプルなナチュラルテイストのお部屋に、
ほどよい個性が加わったかと思います。
アクセントアイテムなし
アクセントアイテムあり
最後に、改めてビフォーアフターです。
Before
Before①
Before②
Before③
After
After①
After②
After③
リセノのインテリアのセオリーに沿って、
12畳の正方形LDKが美しく仕上がりました。
インテリア選びに迷ったら。
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https://www.receno.com/pen/knowhow/u4/2025-04-25.phpレイアウトのポイントを押さえて、快適なお部屋作りを。
いかがだったでしょうか。
それでは、今回のおさらいです。
- お部屋のスタイリングは、「ベーススタイリング → ポイントスタイリング」の順番で考える
- 正方形のLDKは、リビングとダイニングを「対角」にレイアウトする
- 生まれた「余白」をライフスタイルに合わせて活用する
今回のマガジンが、
皆さまのお部屋づくりのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
▼ 「お部屋を整えるレイアウトのコツ」はこちらの記事もチェック
リビングのレイアウトで押さえておきたい基本ルールを、1つの記事にまとめました。
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https://www.receno.com/pen/coordinate/u85/2026-06-10.php「Re:CENO Mag」では、
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