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20畳LDK、レイアウトしてみた。
「L字」の間取りをバランスよく整える家具配置術とは?

こんにちは。リセノ編集部の増田です。

リセノのWEBマガジン「Re:CENO Mag」では、
お部屋を美しく・心地よく整える
レイアウトのコツをご紹介しています。

20jo_ldk_layout1.jpg

今回は、
そんなレイアウトシリーズの実践編

何もない状態のLDKを、テーマに沿って
実際に美しくレイアウトしていきます。

皆さまもぜひ「自分だったらこうする!」と
一緒に考えながらお読みいただければ幸いです。

▼ 過去の「レイアウト実践」シリーズはこちらからお読みいただけます。

「20畳・L字LDK」を
実際にレイアウトしていきます!

20jo_ldk_layout (36).jpg

今回は、
こちらの約20畳のLDKをレイアウトします。

① LDKの間取り

20jo_ldk_layout (37).jpg

キッチンを囲むように空間が広がる
L字型LDKの間取りです。

少し広めの集合住宅や戸建てで
よく見られる間取りかと思います。

20jo_ldk_layout (39).jpg

LDKの奥には大きな窓が連なり、
なんとも開放的な印象です。

床や建具の色が
「濃いダークブラウン」であることも特徴ですね。

20jo_ldk_layout (29).jpg

キッチンはカウンタータイプで、
LDK全体を見渡すことができます。

20jo_ldk_layout (40).jpg

キッチンと窓の間には、
大きな造り付け収納があります。

② レイアウトの条件

20jo_ldk_layout1 (1).jpg

今回は夫婦とお子さま2人の4人家族
新居に引っ越してきた場面を想定します。

レイアウトにあたって、
いくつか希望の条件があります。

  • 大きなソファーテレビを置きたい
  • 家族4人でくつろげるリビングスペースがほしい
  • 濃いダークブラウンの床の印象をやわらげたい
  • ナチュラルだけど個性も感じるお部屋にしたい

「床の色がイメージと違って悩んでいる...」
という方は、多くいらっしゃると思います。

どのように家具を配置するか、
イメージはわいてきましたでしょうか?

それでは、実際にレイアウトしていきましょう。

20畳LDKのビフォーアフター

はじめに、レイアウトの
ビフォーアフターをお見せします。

▼ Before

20jo_ldk_layout (36).jpg
Before①

20jo_ldk_layout (37).jpg
Before②

20jo_ldk_layout (1).jpg
Before③

▼ After

20jo_ldk_layout (6).jpg
After①

20jo_ldk_layout (31).jpg
After②

20jo_ldk_layout (3).jpg
After③

今回はこのようなLDKレイアウトに仕上げました。

それではここから、
どのような流れでレイアウトを考えていったのか、
順番にご説明します。

20畳LDKのレイアウトの流れ

8jo_ldk_layout (41).jpg

リセノでは、お部屋をスタイリングする流れとして、

  1. 「ベーススタイリング」 = 空間の配置バランス
  2. 「ポイントスタイリング」 = 装飾・ディスプレイ

こちらの順番をおすすめしています。

まずお部屋の土台となる家具を配置し、
そこに装飾を加えて美しく仕上げます。

こちらの順番でお部屋を整えていくと、
大きな失敗を防ぎやすくなります。
詳しくは以下のマガジンをご覧ください◎

まずは家族の理想を叶えるベーススタイリング、
すなわち土台となる家具を配置していきます。

① ベーススタイリング

20jo_ldk_layout (30).jpg

まずは「L字型」の間取り
レイアウト方法から確認しましょう。

L字の空間に、リビングとダイニングを
どのように配置するかがカギになります。

1. 「L字型」LDKのレイアウト方法

20jo_ldk_layout (36).jpg

L字の間取りは、広さにゆとりのある
LDKに多く見られるパターンです。

したがって、空間をうまく活用しないと、
ぽっかり空いたデッドスペースが生まれます。

20jo_ldk_layout (5).jpg リビングが広すぎて間延びした印象に...。

リビングまたはダイニングを長く引き伸ばして
このように埋めたくなりますが、
これではバランスが崩れてしまいます。

20jo_ldk_layout (4).jpg

リビングとダイニングは、
それぞれ小さな四角形のスペースを作って
長方形につなげるのが失敗しないコツです。

これなら細長いLDKと同じレイアウト方法で
解決できますので、進めやすくなります。

20jo_ldk_layout (3).jpg

一方この配置では、リビングとダイニングの他に
デッドスペースが生まれます。

この「第3のスペース」をどう活用するかが、
L字型LDKのレイアウトのポイントです。

2. リビングとダイニングのスペースを決める

20jo_ldk_layout (2).jpg

リビング・ダイニングは、
暮らしの「動線(よく使う通り道)」を考慮して、

  1. キッチンの近くにダイニングを配置
  2. その隣のスペースにリビングを配置

とすると、暮らしやすいレイアウトになります。

今回はキッチンカウンターの正面にダイニングを、
それにつなげる形でリビングを配置しました。

20jo_ldk_layout (18).jpg

4人家族ということで、
ダイニングテーブルは4人掛けの円形に。

天板の直径は「110cm」と
4人分の食事を広げてもゆとりのある大きさです。

またチェアを斜めに配置すると、
狭いスペースでも
チェアを後ろに引きやすくなります。

20jo_ldk_layout (19).jpg

リビングには、家族の希望に沿って
大きなソファーとテレビを配置しましょう。

ソファーは横幅「180cm」の3人掛けでゆったりと。
広いスペースを活かして、
奥行きも贅沢なサイズを選びました。

20jo_ldk_layout (20).jpg

3人掛けの場合、
お子さまが小さなうちはいいですが、
大きくなってくると4人では手狭です。

「3人掛けソファー+オットマン」で、
お子さまが成長しても
家族全員でくつろげるようにしています。

3. 第3のスペースの用途を決める

20jo_ldk_layout (21).jpg

続いてリビング横の
「第3のスペース」の用途を考えます。

  • お子さまが遊べる「キッズスペース」
  • 在宅ワークやリビング学習用の「ミニ書斎」

さまざまな用途が考えられますが、
今回はラウンジチェアを置いて
「くつろぎスペース」を作りました。

20jo_ldk_layout (22).jpg ラウンジチェアをリビングに移動させてもOK。

ここでゆったり読書やゲームを楽しめますし、
ラウンジチェアをリビングに持っていけば、
LDK全体に一体感が生まれます。

4. ナチュラル家具+ラグマットで床の印象をやわらげる

20jo_ldk_layout (27).jpg

ここで、

濃いダークブラウンの床の印象をやわらげたい

について検討しましょう。

よくあるアプローチが、床色と同じ
濃いダークブラウンの家具を置いて
色をなじませる考え方です。

20jo_ldk_layout (28).jpg 床色に合わせて濃い家具を選ぶと、
コントラストが強くなります。

ですが、床色に合わせて濃い家具を選ぶと、

  • 床や家具の「ダークブラウン」
  • 壁や天井の「白」

この2色のコントラストが強くなりすぎてしまいます。

20jo_ldk_layout4 (2).jpg

もう1つ、床にカーペットを敷き詰める
というアプローチもあります。

床色の印象を一気に解消できますが、
20畳という広さに敷き詰めるのは
ちょっと大変です。

20jo_ldk_layout (23).jpg

そこで今回は、
「色のグラデーションを作る」
というアプローチを採用しました。

床のダークブラウンが浮いてしまうのは、
壁や天井の白との明暗差が大きいためです。

そこで、

  • 明るいナチュラルブラウンの木の家具
  • 明るいベージュのラグマット

ダークブラウンと白の中間色にあたる
明るいベージュやブラウンを取り入れて、
色のグラデーションを作りました。

こうすることで「壁、家具、床」の3色が
自然につながり、床色の印象がやわらぐのです。

▼横スクロールできます。

20jo_ldk_layout (25).jpg
Before

20jo_ldk_layout (23).jpg
After

20jo_ldk_layout (26).jpg
Before

20jo_ldk_layout (24).jpg
After

特に、明るいベージュやブラウンの
ラグマットは手軽に取り入れやすい方法です。

ソファー前やテーブル下にラグを敷いて、
色のつながりを作ってみてください。

② ポイントスタイリング

20jo_ldk_layout (6).jpg

ベースの家具を配置できたら、
次にポイントスタイリング、
すなわち装飾やディスプレイを施していきます。

ベーススタイリングのみ済んだお部屋は、
暮らしに必要な家具はそろっていますが、
どこか物寂しい印象です。

今回は、次の3つを意識して
ポイントスタイリングを進めていきます。

  • 「上空間」と「お部屋の角」を埋める
  • 照明を「上下左右」に配置する
  • 「アクセントアイテム」で趣きを加える

1. 「上空間」と「お部屋の角」を埋める

20jo_ldk_layout (14).jpg

20畳の広い空間は、
ただ家具を置いただけではぽっかりとした印象です。

リセノでは、お部屋を

  • 上空間:天井~目線の高さ
  • 中空間:主役の家具(ソファーやテーブルなど)の高さ
  • 下空間:床の高さ

の3つの空間に分けて、それぞれに見どころを作る
スタイリングをおすすめしています。

8jo_ldk_layout (47).jpg

ベーススタイリング直後のお部屋は
「上空間」が空いた状態です。

そこで上空間を埋めるアイテム
配置していきましょう。

20jo_ldk_layout (15).jpg 上空間にアートとウォールシェルフを配置

また、お部屋に見どころを作るうえで
欠かせないのがお部屋の「角」です。

「角」は意識しないと空いてしまいやすく、
見えていると寂しい印象を与えます。

▼横スクロールできます。

20jo_ldk_layout (16).jpg
フロアライト

20jo_ldk_layout (17).jpg
大きめの観葉植物

そこでお部屋の角に背の高いアイテムを置き、
角の印象をやわらげるのがポイントです。

以上のような「空間のバランス」の整え方は、
こちらのマガジンでも詳しく解説しております。

2. 照明を「上下左右」に配置する

20jo_ldk_layout (9).jpg

暮らしに欠かせない「照明」は、
場所に合わせて最適なものを選びましょう。

20jo_ldk_layout (11).jpg

リビングには、頭をぶつけないように
天井に直接取り付けるシーリングライトを。

20jo_ldk_layout (10).jpg

ダイニングには、テーブルを効果的に照らし、
美しい見どころを作るペンダントライトを。

それぞれの場所に合った照明を選ぶことで、
見栄えも暮らしやすさも整います。

20jo_ldk_layout (12).jpg

しかし、
こうした天井照明だけであかりを確保すると、
どうしても単調な印象になりやすいです。

それは、照明がお部屋の「上空間」に集中し、
上から下に照らす光しか得られないから。

照明を上下左右に散りばめることで、
奥行きとリラックス感のあるお部屋に変わります。

20jo_ldk_layout (13).jpg

具体的には、

  • 床に置く「フロアライト」
  • 卓上に置く「テーブルライト」
  • 壁に設置する「ブラケットライト」

これらの照明をプラスして、
空間に美しい陰影をプラスしましょう。

具体的な照明配置のテクニックは
こちらのマガジンを合わせてご覧ください◎

3. 「アクセントアイテム」で趣きを加える

20jo_ldk_layout (4).jpg 味わい深い手織りのクッションカバー

今回のベーススタイリングは、
シンプルなナチュラル家具で統一しました。

ナチュラルテイストのインテリアは、
やさしいトーンのお部屋を作れる一方で、
やや殺風景に感じられることも。

ナチュラルだけど個性も感じるお部屋にしたい。

こちらの希望を叶えるために、
アクセントアイテムで趣きを加えます。

20jo_ldk_layout4.jpg

ここで取り入れているのは、
インテリアのコントラスト(対比)
考え方です。

たとえばインテリアには、

  • シンプル ⇔ 複雑
  • 自然 ⇔ 人工
  • モダン ⇔ ヴィンテージ

などのように、相反する要素が存在します。

どちらか一方の要素に統一することで
失敗の少ないスタイリングが叶いますが、
あえてコントラストを取り入れるのも一手です。

20jo_ldk_layout (8).jpg 手しごとの跡を感じるオブジェや花瓶

シンプルなナチュラル家具に対して、
複雑性のあるアクセントアイテムを加えると、
お互いの性質を引き立て合います。

このコントラスト効果がお部屋の個性や
見どころを生み出してくれるのです。

20jo_ldk_layout (5).jpg 自然素材のフォトフレームやオブジェ

アクセントアイテムが多すぎると
バランスが崩れてしまいますので、
まずは全体の5%以内を目安にしましょう。

コントラスト効果は少し上級者向けの
テクニックになりますが、こちらのマガジンで
紐解いておりますので、ぜひご覧ください。

最後に、改めてビフォーアフターです。

▼ Before

20jo_ldk_layout (36).jpg
Before①

20jo_ldk_layout (37).jpg
Before②

20jo_ldk_layout (1).jpg
Before③

▼ After

20jo_ldk_layout (6).jpg
After①

20jo_ldk_layout (31).jpg
After②

20jo_ldk_layout (3).jpg
After③

リセノのインテリアのセオリーに沿って、
20畳のL字型LDKが美しく仕上がりました。

インテリア選びに迷ったら。
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layout_simulator_7 (1).jpg

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レイアウトのポイントを押さえて、
快適なお部屋作りを。

20jo_ldk_layout (2).jpg

いかがだったでしょうか。
それでは、今回のおさらいです。

  • L字型LDKは「リビング+ダイニング+第3のスペース」でレイアウト
  • 床色の印象は「色のグラデーション(中間色)」でやわらげる
  • 「空間バランス」「照明配置」「アクセントアイテム」で個性をプラス

今回のマガジンが、
皆さまのお部屋づくりのお役に立てば幸いです。

こちらの動画でもレイアウトのポイントを
ご紹介しておりますので、ぜひ合わせてご覧ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

▼他の「レイアウト実践」シリーズはこちらをチェック。

▼ レイアウトのコツはこちらのマガジンでも詳しく解説しております◎

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