リビングのレイアウトで押さえておきたい基本ルールを、1つの記事にまとめました。
https://www.receno.com/pen/livings/u85/2026-03-19.php公開日 2026年03月31日(火)
10畳LDK、レイアウトしてみた。
縦長の間取りを美しく仕上げるプロの家具配置術とは?
こんにちは。リセノ編集部の増田です。
リセノのWEBマガジンでは、
お部屋を美しく・心地よく整える
レイアウトのコツをご紹介しています。
今回は、
そんなレイアウトシリーズの実践編。
何もない状態のLDKを、テーマに沿って、
実際にレイアウトしていきます。
皆さまも、ぜひ「自分だったらこうする!」と、
一緒に考えながらお読みいただければ幸いです。
「10畳・縦長LDK」を
実際にレイアウトしていきます!
今回は、
こちらの約10畳のLDKをレイアウトします。
① LDKの間取り
お部屋の入口から見て、正面奥に大きな窓がある
縦長LDKの間取りです。
一般的な集合住宅で、
非常によく見られる間取りかと思います。
手前には、
カウンタータイプのキッチンがあります。
隣には約4畳の洋室があり、
引き戸で仕切れるようになっています。
② レイアウトの条件
今回は3歳のお子さまと暮らす3人家族が、
新居に引っ越してきた場面を想定します。
レイアウトにあたって、
家族からいくつか希望の条件があります。
1. 子どもが生まれる前に夫婦で使っていた「2人掛けソファー」を使いたい。
2. 家族が増えても使い続けられる「伸長式の丸テーブル」を使いたい。
3. 家族そろって「リビングでテレビを観る時間」を大切にしたい。
4. 家族の思い出の写真1枚を目立つ場所に飾りたい。
いかがでしょうか。
どのように家具を配置するか、
イメージはわいてきましたか?
それでは、実際にレイアウトしていきましょう。
10畳LDKのビフォーアフター
はじめに、
レイアウトのビフォーアフターをお見せします。
▼ Before
Before①
Before②
Before③
▼ After
After①
After②
After③
今回は、
このようなLDKレイアウトに仕上げました。
それではここから、
どのような流れでレイアウトを考えていったのか、
順番にご説明します。
10畳LDKのレイアウトの流れ
リセノでは、お部屋をスタイリングする流れとして、
- 「ベーススタイリング」 = 空間の配置バランス
- 「ポイントスタイリング」 = 装飾・ディスプレイ
こちらの順番をおすすめしています。
まず、お部屋の土台となる家具を配置し、
そこに装飾を加えて、美しく仕上げます。
こちらの順番でお部屋を整えていくと、
大きな失敗を防ぎやすくなります。
詳しくは、以下のマガジンをご覧ください◎
センス不要で、インテリアスタイリングを美しく仕上げるセオリーの「基礎」をご紹介します。
https://www.receno.com/pen/beforestyling/u4/2024-07-05.phpまずは、家族3人が暮らしやすいベーススタイリング、
すなわち土台となる家具を配置していきます。
① ベーススタイリング
先ほどのレイアウトの条件から、
必要となる家具を確認してみましょう。
- 2人掛けソファー
- 伸長式の丸テーブル
- テレビ(テレビボード)
これらの家具の配置が必要になります。
これらは大きく、
- リビング:2人掛けソファー、テレビ(テレビボード)
- ダイニング:伸長式の丸テーブル
のように、配置するエリアが分かれます。
1. リビング・ダイニングのスペースを決める
リビング・ダイニングは、
暮らしの「動線(よく使う通り道)」を考慮して、
- キッチンの近くにダイニングを配置
- 残ったスペースにリビングを配置
とすると、暮らしやすいレイアウトに。
こちらをもとに、
先ほどの3つの家具を配置していきます。
2. 奥へと抜ける「動線」を確保する
縦長LDKのレイアウトのポイントは、
お部屋の手前から奥へとスムーズに移動できる
動線を確保することです。
このように、お部屋の入口から奥の窓まで
一直線に視線が抜ける配置にすると、
移動しやすく快適です。
見た目にも開放感が生まれ、
お部屋がすっきり広く感じられます。
△ 動線がふさがっている配置
チェアは、3人家族ですので、3脚配置。
1脚は小さなお子さま用のチェアを選びました。
キッチンから物の受け渡しをしやすいように、
テーブルをカウンターに寄せて配置しています。
3. ダイニングに収納を追加する
小さなお子さまがいるご家庭では特に、
ダイニングは何かと物が集まって、
散らかりやすい場所。
隠したい日用品をパッと出し入れできるように、
ダイニング横には、
サイドボード(収納家具)を追加しました。
小さなお子さまがいるうちは、
安定感がある「扉付き」の収納家具が安心です。
4. 家族みんなでくつろげるリビングを作る
そして、家族がくつろぐリビングスペース。
小さなお子さまがのびのびと遊べるように、
床にはラグマットを敷きました。
また、足を伸ばしてリラックスできる
オットマンを追加しています。
オットマンは、足置きとしてだけではなく、
家族みんなでくつろぐうえでも重要です。
お子さまが小さいうちは2人掛けソファーでも
座れますが、大きくなってくると、
3人で座るにはやや手狭になります。
1人はオットマンに座ったり、
背もたれにして床に寝転んだりすることで、
家族全員がリビングでくつろげる
ように考えました。
② ポイントスタイリング
ベースの家具を配置できたら、
次にポイントスタイリング、
すなわち装飾やディスプレイを施していきます。
ベーススタイリングのみ済んだお部屋は、
暮らしに必要な家具はそろっていますが、
どこか物寂しい印象です。
今回は、次の3つを意識して
ポイントスタイリングを進めていきます。
- 「空間のバランス」を整える
- 「多灯照明」を取り入れる
- 「三角構図」で見どころを作る
1. 「空間のバランス」を整える
まずは、
空間のバランスを整えていきましょう。
リセノでは、お部屋を
上空間・中空間・下空間の3つの空間に分け、
それぞれに見どころを作る方法をおすすめしています。
- 上空間:目線以上の高さ
- 中空間:主役の家具(ソファーやテーブルなど)の高さ
- 下空間:床の高さ
そうすることで、空間全体がバランスよく整い、
お部屋の見栄えがグッと良くなるのです。
▼ 横スクロールできます。
Before
After
ベースの家具が置かれた状態では、
中空間・下空間にアイテムが集中しており、
上空間がぽっかりと空いています。
そこで、上空間を彩るアイテムを
配置していきましょう。
観葉植物
上空間にも見どころをつくることで、
バランスの取れたお部屋になりました。
センス不要で、インテリアスタイリングを美しく仕上げる「空間配置」のセオリーをご紹介します。
https://www.receno.com/pen/pointstyling/u4/2024-06-28.php2. 「多灯照明」を取り入れる
次に、ぜひ取り入れていただきたいのが、
「多灯照明」のテクニックです。
「多灯照明」とは、
お部屋に複数の照明を取り入れること。
日本では1灯の照明でお部屋全体を照らすことが
主流ですが、複数のあかりを取り入れることで、
自然とくつろげる雰囲気をつくれます。
いくつもの光が重なり合うことで、
あたたかみのある心地よい空間になるのです。
先ほどのペンダントライト・フロアライトに加えて、
次のような小さな照明をプラスしてみましょう。
これだけでも、お部屋に上質さが加わりました。
多灯照明を取り入れてお部屋を居心地良い空間に作り上げましょう。
https://www.receno.com/pen/lightings/u83/2025-09-18.php3. 「三角構図」で見どころを作る
最後に、「三角構図」というテクニックで
ディスプレイを美しく仕上げていきます。
「三角構図」とは、
「大・中・小」と大きさの異なるアイテムを
三角形になるように飾るディスプレイ方法。
こうすることでディスプレイにリズムが生まれ、
美しい見た目に仕上がります。
注目いただきたいのが、
ダイニング横のサイドボードです。
ダイニング横の壁は、
フォーカルポイントと呼ばれる
お部屋の中で最も注目を集めやすい場所のひとつ。
そこを「三角構図」で美しくディスプレイすれば、
お部屋全体がグッと引き締まります。
センス不要で、インテリアスタイリングを美しく仕上げる「ディスプレイ」のセオリー後編をご紹介します。
https://www.receno.com/pen/pointstyling/u4/2024-09-07.phpそして、大切に飾りたい家族写真は、
サイドボードのディスプレイの一角に。
お部屋の中で最も目を引きやすい場所ですので、
食事中など、思い出にも浸りやすいかと思います。
最後に、改めてビフォーアフターです。
▼ Before
Before①
Before②
Before③
▼ After
After①
After②
After③
リセノのインテリアのセオリーに沿って、
10畳LDKが美しく仕上がりました。
インテリア選びに迷ったら。
リセノのプロサポートにご相談ください。
リセノでは、独自に研究を重ねた
「インテリアのセオリー」に基づき、
プロによるアドバイスを行っています。
難しい「インテリア選び」だからこそ、
インテリアのプロが寄り添って相談に乗り、
アドバイスをすることが必要と考えています。
セオリーがあるから迷わないし、
センスがなくても取り入れられる。
ぜひ、みなさまのインテリア選びが
楽しいものになるように、
サポートできればと思います。
ご興味がありましたら、リセノの各店舗や、
こちらのページからお気軽にお申し込みください。
無料で使える3Dシミュレーションツール
「Homestyler」で作りました。
今回のマガジンで作成したレイアウトは、
無料の3Dシミュレーションツール
「Homestyler(ホームスタイラー)」で作成しました。
とても直感的な操作で、どなたでも
お部屋の3Dモデルを作っていただけるツールです。
リセノでは、初心者の方でもHomestylerを
使っていただけるように解説動画を公開しています。
興味がございましたら、ぜひあわせてご覧ください。
写真のような3Dで、お部屋の完成イメージを再現。初心者でもかんたんに始められます。
https://www.receno.com/pen/knowhow/u4/2025-04-25.phpレイアウトのポイントを押さえて、
快適なお部屋作りを。
いかがだったでしょうか。
それでは、今回のおさらいです。
- お部屋のスタイリングは、
「ベーススタイリング → ポイントスタイリング」の順番で考える - 縦長LDKは、「お部屋の奥へと抜ける動線」を確保する
- 装飾は、「空間バランス」「多灯照明」「三角構図」で整える
今回のマガジンが、
皆さまのお部屋づくりのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
▼ レイアウトのコツはこちらのマガジンでも詳しく解説しております◎
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https://www.receno.com/pen/knowhow/u4/2025-10-08.php16畳LDKで一番も多い「長方形間取り」。おすすめのレイアウトとポイントを解説します。
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編集部 辻口
デザイナー 木下
BM 山本
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編集部 江上