落ち着くお部屋づくりには、家具の「丸み」がもたらす安らぎが鍵。
取り入れるコツとおすすめアイテムをご紹介します。
こんにちは。
Re:CENO FUKUOKAの立脇です。
3月も残すところあと2日。
みなさま新生活のお部屋の準備は、
いかがでしょうか。
必要な家具はある程度買い揃え、
これからゆっくりとお部屋を彩っていこうと
お考えの方も多いかと思います。
「このような家具を買ったんですけど、
どんなものを合わせたらよいですか」
店頭ではこのように、家具やインテリアアイテムの
組み合わせに関してご相談をいただくことも。
お部屋のコーディネートを考える時、
素材感や色味(トーン)の組み合わせを
考えることは大切です。
そして、もうひとつ。
プラスで考えていただきたいのが家具の「形」
についてです。
どのような形を組み合わせるのかで、
お部屋の雰囲気は大きく変わります。
毎日過ごすお家は、
いつまでもいたくなるような落ち着く空間に
したいですよね。
そこで今回は、
落ち着くお部屋づくりのポイントとなる
家具の「形」について、詳しく紐解いていきます。
落ち着くお部屋と家具の形の関係性とは?
家具の形を大きく分類すると、
四角形で直線的なものか、
円形で曲線的なもの。
四角い家具は面積を有効活用できるなどの
メリットがあります。
しかしながら、直線的で角のあるものが
複数組み合わさると、緊張感を感じやすくなります。
また、お部屋全体がスッキリとみえすぎてしまい、
冷たい印象になってしまうことも。
丸い家具は、
見た目に柔らかさを感じられ、
緊張感を和らげることができるメリットがあります。
見た目のみならず、触った時にも
優しさや安心感を感じさせてくれます。
暮らしの中に丸みのあるものを取り入れることは、
自然と居心地の良い空間づくりに繋がるのです。
おすすめの丸い家具・インテリアアイテムをご紹介します。
お家のメインとなる大型家具から、
すぐに取り入れやすいインテリアアイテムまで
丸いアイテムは様々。
そこで今回はおすすめの丸い家具やアイテムと共に、
取り入れると空間にどのような効果があるのか、
ご紹介します。
これから家具の買い替えをご検討の方や、
既に買い揃えた方にも、ご参考となると嬉しいです。
それではさっそく見ていきましょう。
① 丸いダイニングテーブル
まず初めにご紹介するのが、ダイニングテーブル。
ソファー、ベッド、テレビボードなどは
基本的に直線的なものが多いので、
メイン家具で丸みを取り入れるなら、
自ずとダイニングテーブルになります。
ダイニングテーブルはソファーに並び、
お部屋の主役となる家具です。
Re:CENO product|ダイニングこたつテーブル FAM/NA
長方形ダイニングの直線的な印象が強く空間がスッキリと見えます。
Re:CENO product|伸長式ダイニングテーブル folk/NA
丸みを帯びた優しいフォルムが、空間に柔らかな印象を与えます。
メイン家具だからこそ、形が変わるだけで、
空間に与える印象が大きく異なります。
角のないデザインは安心安全に使えるため、
ダイニングでくつろぎやすいというメリットも。
お部屋の雰囲気を柔らかな印象に大きく変えたい方や、
よりリラックスできるダイニング空間にしたい方に
おすすめの家具です。
既に四角いダイニングテーブルを使っているけど
ほどよい柔らかさが欲しいという方は、
合わせるチェアを変えてみるのもひとつです。
Re:CENO product|ダイニングチェア folk round arm
このようなアームタイプのチェアは、
丸みを帯びたデザインのため、
すっきりとしたダイニング空間にほどよく
柔らかさを加えてくれます。
Re:CENO product|こたつテーブル FAM/NA 丸い 直径90cmタイプ
ダイニングテーブルを使っていない方は、
こたつテーブルで丸みを取り入れるのもおすすめです。
テレビボードや収納棚など、周辺アイテムの
直線的な印象を和らげてくれます。
② 丸いサイドテーブル
続いてご紹介するのが、サイドテーブル。
色々な用途で使える家具だからこそ、
様々な場所で、さりげなく空間の印象を
変えてくれるアイテムです。
まずは王道のソファーとの組み合わせ。
今回はリセノで人気No.1の「AGRA sofa」
との組み合わせを例にご紹介します。
ネストテーブル dareels TWO NEST
直線要素が増えピシッとした印象が加わります。
テーブルの曲線が、ソファー周りにほどよく優しい印象を加えます。
ソファーはお家の中で一番のくつろぎ場所。
このように丸みのある家具を組み合わせることで、
緊張感が和らぎ、落ち着くリビング空間となります。
自宅で愛用しているNOANAベッド。
続いては、ベッドとの組み合わせ。
ヘッドボードのあるベッドフレームは、
直線的な要素が強まります。
私が自宅で使っているNOANAベッドは、
ヘッドボードの格子状のデザインが特徴的です。
ワンルームなので、圧迫感がでないよう
格子状のスッキリとしたデザインを選んだのですが、
もう少し柔らかな印象にできたらなと思っていました。
そこでナイトテーブルとして、
丸いサイドテーブルを取り入れると、
ほどよい柔らかさがプラスされました。
就寝前に視界に入るものが、
柔らかなフォルムだとより安心して
眠りにつける様な気がします。
このように、ソファーやベッドのような
くつろぎ空間に丸いアイテムを取り入れると、
空間の印象を変えるだけでなく、
視覚的なリラックス効果も期待できます。
③ 丸い照明
続いてご紹介するのが、照明。
照明の多くは曲線的で、
丸みを帯びたフォルムです。
照明の中でも特に、
ペンダントライトやフロアライトは、
お部屋を印象付けるフォーカルポイントに
なりやすいアイテム。
空間を豊かに仕上げるヒント。
リビングに「フォーカルポイント」をつくりましょう。
Re:CENO product|ペンダントライト Layered / Re:CENO product|フロアライト Brass&Layered
フォーカルポイントにどのようなアイテムが
あるのかで、お部屋の印象は大きく変わります。
家具を買い換えなくとも、このフォーカルポイントを
上手に使いながら落ち着く空間づくりは可能です。
既に四角いインテリアで揃えているけど、
お部屋の印象を柔らかい雰囲気にしたいという方は、
丸みを帯びた照明を取り入れましょう。
④ 丸い鏡・時計
最後にご紹介するのは、鏡と時計。
家具の買い替えがなかなかできない方は、
このようなインテリアアイテムで
気軽に丸みを取り入れましょう。
「すっきりとしたお部屋が好みだけど、
冷たくなりすぎるのは避けたい」
なんて方はこのような小さなアイテムで、
お部屋に丸みを取り入れると、
ほどよい柔らかさがプラスされます。
例として鏡や時計をあげましたが、
その他にも丸みを帯びたインテリア雑貨を
取り入れるのもおすすめです。
「空間への馴染みやすさ」という点においても
形は重要です。
鏡はガラス素材のため、
シャープでスタイリッシュな印象が強いアイテム。
時計は電化製品のため、
無機質な印象となりやすいアイテム。
どちらも冷たい印象になりやすいアイテムです。
このようなアイテムを取り入れる時は、
曲線的な形を選ぶことであたたかみのある空間に
馴染みやすくなります。
暮らしに丸い家具を取り入れて、落ち着くお部屋をつくりましょう。
それでは最後に本日の内容のおさらいです。
落ち着くお部屋づくりのポイントは、
お部屋に丸みのある家具やアイテムを取り入れる。
丸い家具を取り入れるメリットは、
- 見た目に柔らかさを感じられ、緊張感を和らげることができる。
- 見た目のみならず、触った時にも優しさや安心感を感じさせてくれる。
です。
おすすめの丸い家具や丸いインテリアアイテムは、
- ダイニングテーブル、こたつテーブル
- サイドテーブル
- 照明
- 鏡、時計
でした。
家具やインテリアアイテム選びの際に、
形の組み合わせを意識していただくと、
より落ち着き感のあるお部屋づくりが可能です。
家具の組み合わせでお悩みの方や、
居心地の良い落ち着くお部屋をつくりたい方の
ご参考になると嬉しいです。
最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました。
それではまた、次回。