お部屋のレイアウトでお悩みの方へ。
定番の配置を見直してみましょう。
こんにちは。
Re:CENO TOKYOの近藤です。
本日は、「定番的な家具の配置」について、
見直してみようと思います。
連日多くのお客様から、
間取りに対するお悩みのお声をいただいています。
先日、お客様よりいただいたコーディネート相談でも、
「うちはリビングが狭いので、
大きなソファーが置けなくて...」
というお悩みの声がありました。
しかしながら、
実際に間取り図を拝見すると、そんなことありません。
実は、ちょっとした間取りへの考えを見直すことで、
気になっていたソファーが置けて、
今よりも快適に過ごせるかもしれません。
基本のテクニックではないですが、
実体験的な事例を交えて、ご紹介したいと思います。
それでは、早速見ていきましょう。
「日本の間取り文化」から考える。
間取り図から、家具の配置を考える際、
「リビングには、ソファー」
「キッチンの横には、ダイニングテーブル」
という配置を思い浮かべる方が
多いのではないでしょうか。
そもそも、この当たり前に定着した考え方は、
どこから来たのでしょう。
もちろん現代では、
団らんはリビングで、食事はダイニングで...
という風に、各部屋を目的別で使い分けるのが
一般的です。
しかしながら、これを紐解くと、
もっと柔軟に、お部屋を使えそうです。
公営住宅の標準設計「51C型」
今でこそ、様々な間取りがありますが、
その始まりは、団地における「2DK」でした。
戦後の住宅不足を解消すべく建設された団地では、
「基本の間取り」として採用され、広く普及します。
わたしも小学生の頃、
家族で住んでいた家は、こんな間取りでした。
ちなみに「2DK」とは、
寝室(洋室)2部屋に、DKがついた間取りを指します。
DKは、食事をする部屋のD(ダイニング)と、
K(キッチン)のことで、
当時は、L(リビング)
という考え方はありませんでした。
また、ダイニングは、
「台所を広くすれば、同じ空間で食事もできる。」
という台所の延長から生まれたもの
と言われています。
こうした背景から、
ダイニングは、キッチンの横にあるのが当たり前
という常識が根づきました。
どんなお部屋も、「定番の配置」が良いとは限らない。
キッチンの隣にダイニングテーブルのある配置は、
料理を運ぶ際や、後片付けを考えると、
機能的で理に叶っています。
しかしながら、どのようなお部屋にも、
「キッチン横=ダイニングテーブル」
が良いかというと、そうとも限りません。
例えば、先日ご相談いただいた
小学生のお子さんおひとり、40代ご家族様宅。
お目当ては、Re:CENOの代名詞とも言える
AGRAソファーでした。
8畳のダイニングに、6畳のリビング。
二部屋を開放して使えば、トータル14畳。
一見、十分置けそうです。
しかしながら、実際に配置してみると、
ゆとりのあるダイニング空間に対して、
リビング空間は、窮屈なことがわかります。
ご家族の人数にもよりますが、基本的には、
テーブルやチェアーなどのダイニング家具よりも、
ソファやセンターテーブルなどのリビング家具の方が、
広いスペースを必要とします。
このように「家具が必要とする広さ」と、
「お部屋の広さ」にミスマッチが起きると、
お部屋が狭く感じられ、使いにくい原因になります。
それぞれの必要スペースにつきましては、
こちらにて、詳しい内容をお伝えしています。
是非ご参考ください。
AGRAソファーを購入する前に。「生活動線」を含んだ設置スペースを確認してみよう。
【動画】センスのいらないインテリア|ダイニングまわりに必要なスペースを確認しましょう。
空間を入れ替えることで、理想的なレイアウトに。
そこで、リビング空間とダイニング空間を入れ替え、
家具を配置してみました。
「家具が必要とする広さ」と「お部屋の広さ」の
ミスマッチが解消されたことで、各お部屋に、
ゆとりが生まれました。
AGRAソファーは、3人掛けタイプに、カウチを加えた
「ソファーセットAタイプ」にサイズアップ。
贅沢にお過ごしいただけます。
ときには、間取りに対する考え方をリセットして、
空間を入れ替えてみるのはいかがでしょうか。
今よりも、ゆったり過ごせて、さらには、
ワンサイズ大きいソファーも置けるかもしれません。
また、キッチンからソファーを見渡せる配置は、
リビングよりダイニングが広い間取りの方だけでなく、
小さなお子さんがいらっしゃるご家庭にも、
おすすめです。
TVの前で遊ぶお子さんの姿を見守りながら、
ご飯の準備ができるので安心です。
お部屋のお悩み、お気軽にご相談ください。
今回は、「定番的な家具の配置」について、
「空間を入れ替えてみる」お話でした。
基本のテクニックではないですが、
実体験的な事例を交えて、ご紹介しました。
間取りに対するご不満があっても、
お引越しやリノベーションは、気軽にできないもの。
そんな時は、今の環境の中でも、
視点を変えてみるだけで、
実は、今より大きなソファーが置けたり...と、
快適に過ごせるかもしれません。
お部屋の広さや、家具の配置でお悩みの際は、
お近くの店舗スタッフや、
オンラインのプロサポートまで、
お気軽にご相談くださいませ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。