「冬」のインテリアを楽しむ3つのポイント
こんにちは。笠嶋です。
秋の終わりが近づいてきて、
お部屋の冬支度を始めるのに良い時期となりました。
季節のうつろいを味わうことも、
インテリアを楽しむ方法のひとつ。
今回のマガジンでは、
「冬」を意識したお部屋作りのポイントを紐解きます。
見慣れたお部屋でも、
季節というエッセンスを加えることで
新鮮な気持ちで過ごすことができます。
「今よりもっとインテリアを楽しみたい!」と
お考えの方は、ぜひご覧ください。
ポイント①
暖色または、トーン深めのカラーを選ぼう。
人は、目から得る情報が83%を占めると言われます。
そのため、季節感を出すには、
視覚にアプローチするカラー選びが効果的です。
そして「冬」といえば、温かみを感じる暖色を
イメージされる方も多いのではないでしょうか。
体感温度を2~3℃上げる効果のある暖色は、
まさに冬にぴったりですが、その他のカラーも、
あることを意識することで冬らしさを演出できます。
それは、深めのトーンを選ぶこと。
トーンとは、色の明るさと鮮やかさを合わせた
色の調子のことで、下記のようなマップで表します。
涼やかなイメージのブルーやグリーンも、
グレイッシュトーンやダークトーンであれば、
深みのあるほっこり感を感じられます。
リセノが提唱するナチュラルヴィンテージでは、
「アースカラー」という自然をイメージしたカラーを
おすすめしています。
ナチュラルヴィンテージの作り方| Vol.2 トーンを合わせた家具を揃えましょう。
トーンを落としたアースカラーを取り入れれば、
冬仕様のナチュラルヴィンテージコーディネートを
手軽にお楽しみいただけます。
ポイント②
ふわふわ・もこもこ質感を取り入れよう。
視覚に加えて触覚からも「冬」を演出するのが、
ふわふわ・もこもこ質感のアイテムです。
ファー・コーデュロイ・ボアなどが代表的で、
共通しているのは「起毛」していること。
起毛によって表面の冷やっと感が抑えられるので、
触れた瞬間から温もりを感じられます。
見た目の温かさと、触った時の温もり、
どちらも併せ持つこれらは、
冬だからこそ一層楽しめる質感です。
ぜひ、ソファーカバーやラグマットなどの
ファブリックアイテムで取り入れてみてください。
ポイント③
体を温めるアイテムを加えよう。
寒さ対策が課題の「冬」のインテリアには、
体を温めるアイテムも必要です。
定番といえば「こたつ」ですが、
生活感が出ることを気にして敬遠される方も。
最近は、こたつ・布団共に、
洗練されたデザインが多くありますので、
この機会に一度ご検討いただけたら幸いです。
こたつ アイテム一覧
その他、ラグマット、ブランケット、スリッパも
体を温めつつ、冬のインテリアを彩るアイテムです。
特に、ウールやレザーなどの自然素材には、
化学繊維では醸し出せない温もりがあります。
ポイントを押さえて、
インテリアの冬支度をはじめよう。
私も先日、冬仕様のファブリックに掛け変えたり、
実ものの植物を取り入れて冬支度を始めました。
ちょっとしたことですが、ほっこり感が増して、
季節を味わう豊かさを実感しています。
みなさまも、下記3つのポイントを押さえて、
「冬」のインテリアを楽しんでみませんか?
- 暖色または、トーン深めのカラーを選ぼう。
- ふわふわ・もこもこ質感を取り入れよう。
- 体を温めるアイテムを加えよう。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。