「住み心地のいいお家」の特徴って?
おうち時間を好きになる6つのアイデア
こんにちは。
Re:CENO TOKYOの江上です。
ジメッとした梅雨が明けたら、
もう少しで、夜風が気持ちいい夏本番。
毎年、私たちを楽しませてくれた
お祭りやビアガーデンも、
今年はもうひと踏ん張り、遠慮が必要かもしれません。
そうなったら、、
「おうち時間が、もっと好きになる環境づくりを
改めて、見直してみることにしよう!」
と思い立ち、ほんの少しの
お家改革案をご提案したいと思います。
使用アイテムは、希少なものではなく、
身近で見つけられる手軽なものが条件です。
お家を楽しむヒントは、「昔の人々」の暮らしにある。
今回のテーマは、
広いお家じゃなくてもできる、
外で過ごすときに感じる「気持ちよさ」を
お家のインテリアに取り入れる方法。
インドア(自粛)生活も
ずーっと続くわけではないのだから、
私たちが今まで暮らしてきた環境を
大きく変えることなく、
今この時を心地よく過ごすためのアイデアです。
ポイントは、開放感を作ること。
空間をスッキリさせるというより、
気分をリフレッシュさせるための開放感です。
そこで今日は、おうち時間を充実させるために、
必要となる「環境条件」と「インテリア」
をご紹介したいと思います。
その前にチラッと。
お家を心地よい空間にするために、
私が参考にさせて頂いたのは、
昔の人々の暮らしでした。
それは、便利な発明品が少ない中で、
身近なものに楽しみを見つけてきた、
暮らしのヒントです。
昔のお家は、「縁側」というものがあって、
そこでは、スイカを食べたり、花火をしたり、
外に行かずとも楽しめる工夫がありました。
今では、マンション住まいの方も多く、
代わりとなる「バルコニー」や「ベランダ」は、
洗濯物を干したり、
植物を育てるためのもので、
思い出をつくる場所には、なりにくい気がします。
その理由は、広さの問題だけじゃなく、
お隣さんにご迷惑をお掛けしないように
というルールや心遣いがあって、
平穏な生活が守られるため、仕方のないこと。
私自身、小さい頃からマンション住まいで、
縁側やお庭のある生活を経験した事がないため、
その事に不便さを感じたことはありませんでした。
けれども、大好きなNHK連続テレビ小説に
縁側がよく登場していたという理由で、
「住む人の生活を豊かにしてくれる存在に違いない」
という憧れを、
こっそり抱きながら生活してきました。
とは言え、今まで縁側での思い出がなくても、
違和感なく快適に過ごしてこれたのは、
外に行けば、
たくさんの楽しい時間があったからだと思います。
しかし、外で楽しむ選択肢が狭まっている今。
お家の中に、「外」で感じてきた心地よさを
取り入れることが、大切だと感じました。
それでは、本題です!
開放感を与えてくれる3つの「環境条件」
(自分では手に入れられないもの)
屋外で過ごす時間の醍醐味とは?
まず最初に思いつくのは、
「外で食べるご飯のおいしさ」です。
おなじみのカップラーメンや、
100円のレトルトカレーだって、
キャンプで食べると、
なんでか特別に感じてしまうあの現象。
いろんな要素が混ざり合って、
肌に感じる空気感がとても気持ちよく、
すでに知っているはずの味でさえ、
感動してしまいますよね。
このいろんな要素は、意識してみたら、
お家の中にも、招き入れることができるものたちです。
- 自然の灯り(太陽光)
- そよ風
- 季節ならではの気温
とくに日光を浴びると、
脳内ではセロトニンが分泌されて、
安心感を感じやすくなるんだとか。
理想は、お庭やベランダで、
外との繋がりを感じることが一番ですが、
間取りや環境によって、
なかなか難しいという方も多いかと思います。
そんな場合は、
お部屋の中で過ごす場所を変えてみます。
窓の近くに移動して、窓を開け、
太陽と風を感じながら、
いつも通り、好きなことをします。
いつもの定位置から外れて、
ちょっと居場所を変えてみると、
意外と気分転換になるため、
私は、たまにそんな過ごし方をしています。
風がきもちいい日には、
窓をあけて、お部屋の中から、
ゆらゆら揺れる洗濯物を眺めるのが息抜き時間。
自然との繋がりを感じると、
なんでか元気が湧いてくるから不思議です。
開放感を与えてくれる3つの「インテリア」
(自分で手に入れられるもの)
続いて、更に心地よい空間を作るための、
「3つのアイテム」をピックアップしました。
- 観葉植物やお花
- お気に入りのチェア(またはソファ)
- お供の食事や本を乗せるテーブル
1つ目の「観葉植物」は、
太陽や風と違い、自然のもので唯一、
私たちが近くでお世話できるアイテム。
お部屋の中に植物があることで、
マイナスイオンや、葉っぱの緑色による
リラックス効果も感じられます。
ふと目に触れたときに、ホッと癒されるため、
お部屋の中で一番多く目を向ける場所に
植物を置くのがおすすめです。
2つ目の「チェア」は、
折り畳みができるタイプですと、
室内でも屋外でも好きな場所に移動ができるため、
重宝します。
また、折り畳みチェアの形(フォルム)は、
キャンプなどのアウトドアを彷彿とさせる点も、
開放的な気持ちにさせてくれるポイント。
最後に「テーブル」です。
こちらは、チェアと同じように、
移動がしやすく、省スペースに置ける
小ぶりなものだと使いやすいです。
また、素材感も気にしたいところ。
籐や木材など、自然由来のものにすることで、
温かみや落ち着きを感じる
ナチュラルヴィンテージな空間になりますので、
ぜひ取り入れていただけると嬉しいです。
「外」と「お家」を区切りすぎないお部屋作りで、
開放感と安心感、どっちも手に入れよう。
今回は、
「環境条件」と「インテリア」の組み合わせで作る、
外とお家を繋ぐアイデアをご紹介しました。
お家で過ごす時間が長い今。
室内の構造は、壁に囲まれているため、
日々、安心感を与えてくれますが、
時に、閉塞感を感じることもあると思います。
そんなとき、
開放感のある「外(自然)」の要素を
お家の中に取り入れて、
気分をリフレッシュしてみるのも
ひとつの方法です。
今はとくに、
お家と外の境界線を「区切りすぎない」のが、
暮らしを楽しむためには、大事なのかもしれません。
それでは、最後までお読みいただき、
ありがとうございました。