「好みのインテリアスタイルの見つけ方」として、インテリアの様々なスタイルと特徴をご紹介します。
https://www.receno.com/pen/beforestyling/u4/2025-04-04.php公開日 2025年12月25日(木)
更新日 2025年12月27日(土)
白い家具を取り入れた
「ホワイトインテリア」のすすめ
みなさま、こんにちは。
おかもとです。
本日は、Re:CENOでも最近ラインアップに増えている
白い家具を取り入れた「ホワイトインテリア」という
スタイルについてご紹介させていただきます。
具体的なポイントから、エリア別のスタイリングまで、
ひとつずつ紐解いていきます。
ぜひ参考にしていただけるとうれしいです。
ホワイトインテリアとは?
ホワイトインテリアは、
壁や床、家具など、お部屋の大部分を、
白やグレーといった無彩色系の色を基調とした
コーディネートでまとめる
インテリアスタイルのことを言います。
ポイントを詳しく見ていきましょう。
Re:CENOのポジショニングマップでは、
「かっこいい×明るい」系
Re:CENOでは、インテリアスタイリングの方向性を
分かりやすくするため、
ポジショニングマップを用いています。
今回ご紹介するホワイトインテリアは、
「かっこいい、洗練、モダン」と、
「明るい、さわやか、シンプル」が
掛け合わさっており、マップの中では
右下の「かっこいい×明るい」系です。
モダン、ミニマリズムと共通する要素も多く、
洗練された印象を与えてくれる他、
ナチュラルテイストのアイテムと
相性が良いのもポイントです。
お部屋を広く感じさせる。
ホワイトインテリアの特徴として挙げられるのが、
お部屋を広く感じさせるところ。
Re:CENOのインテリアのセオリーでも、
心理的にお部屋の印象を変える方法として
よくご紹介しているのですが、
白やグレーといった色は、膨張色と呼ばれる色で、
お部屋を広く感じさせる効果があります。
上の写真であれば、
床(ラグ)や壁(収納)が白くなっていることで、
お部屋の大半が白や無彩色となり、
広く感じられているのです。
同じお部屋の広さであっても「広く感じさせる」スタイリングをご紹介します。
https://www.receno.com/pen/vasestyling/u4/2025-04-11.php爽やかさや洗練された印象を与えてくれる。
もうひとつ挙げておきたいポイントが、
爽やかさや洗練さを与えてくれるところです。
ホワイトインテリアに合わせる無彩色系の家具は、
木製家具に比べて個性や表情が控えめで、
とてもすっきりとした印象。
余計なものがなく、削ぎ落とされたデザインは、
どこか都会的で洗練されたモダンな
雰囲気を感じさせてくれます。
ホワイトインテリアを作るポイント
ホワイトインテリアの特徴を
掴んでいただいたと思いますので、
ここからはスタイリングをする上での
具体的なポイントをご紹介させていただきます。
「白やグレー」を多く配分する。
まずは、ベースとなる
白やグレーを多く配分すること。
配色イメージとしては、
- 基本色(白、グレーなど):70%
- 補助色(木や素材の色など):25%
- アクセントカラー(植物の緑や差し色など):5%
を目安にすると良いでしょう。
無彩色の床、白天板のテーブル、
すっきりとしたペンダントライト、
細いフォルム・工業系の家具、
白・グレー・ナチュラルなどの
ニュートラルカラーがポイントです。
無彩色系の「カーペット」や「大きなラグ」を使用する。
白やグレーを大きく配分するとき、
ポイントとなってくるのが床の色。
壁は白が多いですし、カーテンも選べば済みますが、
床は後から変えられませんよね?
そういった場合におすすめなのが、
敷き詰めカーペットや大きめのラグです。
床の上を無彩色系のカラーで覆うことで、
一気にホワイトインテリアの印象に。
床を変えられない賃貸でも可能なので、
とてもおすすめの方法です。
単調にならないよう「素材感」のあるものを取り入れる。
また、もうひとつ大切なポイントが、
白ばかりだとのっぺりしてしまうため、
「素材感」を意識すること。
例えば、キッチンの収納棚であれば、
ラタン素材のバスケットを
合わせてみるのもおすすめ。
ナチュラルな風合いがプラスされ、
単調さが無くなるでしょう。
キッチンマットも、フリンジがあったり
手仕事感のあるデザインのものを選ぶと、
素材感を加えられます。
レピテーションで「差し色」を取り入れる。
こちらは、少し上級テクニックになりますが、
アクセントカラーをレピテーション(繰り返し)で、
取り入れるという方法。
上の写真では、青のアイテムを繰り返すことで、
リズム良くアクセントを取り入れています。
素材感に加えて差し色が入ってくると、
単調さも抑えられて、さらに印象が高まります。
センス不要で、インテリアスタイリングを美しく仕上げる「アクセントカラー」のセオリーをご紹介します。
https://www.receno.com/pen/pointstyling/u4/2024-12-27.phpスタイリング例とキーアイテム
ここからは、リビング、ダイニング、キッチンと、
エリア別のスタイリング例を見ていきたいと思います。
① リビング編
白い扉と線の細いフレームが美しいTVボードと、
敷き詰めカーペット、ラグを組み合わせた
リビングコーディネート。
壁面に取り入れたウッドシェルフやレザークロック、
TVボードの上に飾られた
木製のオーディオやバスケットが、
素材感をプラスしてくれています。
こちらのコーディネートは、
敷き詰めカーペットとモダンな雰囲気のソファー、
レースカーテンで白い空間を作りながら、
サイドテーブルやソファーの脚で素材感をプラス。
上質でモダンなリビングになっています。
② ダイニング編
白い天板と座面、
線の細いシルエットが特徴的なダイニングに、
北欧の名作ペンダントライトを
組み合わせたコーディネート。
ペンダントライトの印象的なデザインが
空間のアクセントとなり、
天板や背もたれに使われたウッドパーツが、
やさしい素材感をプラスしています。
先ほどのダイニングはキッチン横でしたが、
こちらは、壁面収納が横にあるコーディネート。
壁と同色のキャビネットと敷き込みカーペットで、
ホワイトインテリアの空間を作りながら、
ダイニングセットやバスケットで、
素材感を加えています。
ナチュラルさを強めたい、
白ベースだけどもう少し温もりが欲しいという方には、
こういう組み合わせもおすすめです。
③ キッチン編
ホワイトのキッチンシェルフをベースに、
レンジやケトル、ジャーなどの家電類も
白でまとめてコーディネート。
ガラスキャビの上に置かれた木製トレイや
キャニスターの木製蓋、シェルフ横のスツールが
素材感のポイントになっています。
扉付きのキャビネット収納を中心に、
隠す収納を多く取り入れたコーディネート。
収納物が見えなくなったことで、
ホワイトインテリアの持つ「爽やかさ」「洗練さ」が
より際立っています。
ここでも、せいろや木製トレイ、バスケットが、
素材感のポイントになっていることが分かります。
ホワイトインテリアを参考に、
白い家具を取り入れてみませんか?
いかがだったでしょうか?
白い家具が気になっていたけど、
お部屋での合わせ方やポイントが分からない
という方も多いかと思います。
そんな時は、ホワイトインテリアの
作り方やポイントを参考にしていただければ、
白い家具のコーディネートも
楽しんでいただけると思うので、
ぜひ参考にしてみてください。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
ユニットシェルフ「R.U.S(ラス)」を、モダンデザインにアップデートして、新たな仲間を追加しました。
https://www.receno.com/pen/receno-product/u7/2025-12-01.php






































リセノ制作部
編集部 辻口
商品部 大原
BM 山本
元京都店 舌
品質管理 遠藤
編集部 江上