あぐらをかけるチェアの特徴とは？　
おすすめチェア3選をご紹介します。

こんにちは。制作部の山本です。

長時間のデスクワークや
食事が終わってゆったりとテレビを観ている時間。

いつの間にかチェアの上に脚をあげていたり
あぐらをかいていたり、
という方も多いのではないでしょうか？

今回は、そんな風に
チェアで「あぐら」をかくメリットや
あぐらをかく時に窮屈に感じない、
あぐらに適したチェアをご紹介します＾＾

チェアであぐらをかくメリットとは？

そもそも、姿勢よくチェアに座るだけでなく
あぐらをかいてしまう理由とは何でしょうか？

すこしお行儀が悪いのでは？
と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、
チェアに脚を上げたくなるのには
ちゃんとした理由があります。

1.あぐらをかくと脚が疲れない

チェアに座って仕事をしたり、本を読んだり...
脚を下ろした状態で長時間座っていると、
なんだか脚がだるいなと思うことがありますよね。

それは、脚の血流が滞ってしまうから。

かくいう私も毎日のオフィスワークで
脚がむくんできた...！
と、悲鳴を上げていることもしばしば。

そんなとき、チェアに脚を上げてみると
とっても楽なんですよね。

脚を上げることによって
「脚を心臓に近づけられる」ので、
血流の流れが良くなるのだとか。

ついついあぐらをかいてしまうのは、
脚が疲れないように労わってのことだったんです。

ただ、長時間あぐらをかいていると
逆に関節を傷めたりと体に良くないので
その点は注意が必要です。

時々は立ち上がったり歩き回ったりして
デスクワークに励みましょう◎

2.あぐらをかくとリラックスできる

ただ「疲れない」というだけでなく
あぐらをかくことで、実はリラックス効果も。

脚を下ろして座っているときに比べて脚を上げると、
背もたれにしっかりと寄りかかることができるので
お腹や背中、腰回りに力を入れる必要がありません。

体の筋肉が緩むと、
自然と気持ちもほぐれていきますよね。

なので、チェアの上であぐらをかくのは
ゆったりとくつろぐ時間にもぴったりなんです。

あぐらをかくのに適したチェアの座面サイズは？

ここまでチェアであぐらをかくことの
メリットをお話しましたが、
次は「あぐらをかくのに適したチェア」の
座面サイズや素材についてご紹介します。

まずは、「サイズ」について。

一般的なチェアの座面幅と奥行きは
おおよそ40cm前後です。

普通に座る分には十分ですが、
チェアの上であぐらをかくとなると
脚を上げるスペースが必要に。

一般的なチェアでも
あぐらをかけなくもないのですが...

座面奥行き 39cmの「ダイニングチェア J39」

こちらの画像のように
どうしても窮屈感が否めません...！

形などにもよりますが、
ゆとりを持ってくつろぐための目安として

• 座面幅：45cm以上
• 奥行き：45cm以上

と、大きなサイズを選べば安心です◎

あぐらをかくのに適したチェアの座面の素材は？

続いては、「素材」について。

リラックスして過ごすためには、
ゆとりのあるサイズだけでなく
座面の素材もとても重要です。

チェアの座面の種類としては
座面にウレタンを仕込んだ「布製チェア」や
「板座面のチェア」があります。

ウレタンは柔らかな座り心地ではありますが、
あぐらの体勢が定まらなかったり
へたりやすく底付き感が出やすいのが難点です...！

逆に板座面のチェアの場合、
へたる心配はありませんが、硬めの座り心地。

あぐらをかくとなると、お尻だけでなく
足の甲などの骨ばったような部分も
板座に当たることになります。

「耐久性」はもちろん、「クッション性」も
しっかりと確保したいですよね。

そこで、おすすめしたい素材は、

1. ペーパーコード
2. モールドウレタン

の2つです。

さっそく順番に見ていきましょう。

1.ペーパーコードの座面

「ペーパーコード」とは、簡単に言うと
「樹脂を含ませて撚った紙ひも」のこと。

紙ひも？　と驚かれるかもしれませんが、
10年以上も平気で持つような
強い耐久性を備えている素材です。

ペーパーコードはへたりがほぼなく、
お尻にフィットする座り心地が特徴。

絶妙なしなやかさがあるので、
あぐらをかいたときもしっかりと支えてくれ、
やさしく体勢に馴染んでくれます。

2.モールドウレタンの座面

「モールドウレタン」とは、
特殊な製法で作られたウレタンのことです。

先ほどお伝えしたチェアやソファーに
よく使われる「スラブウレタン」と比べて
耐久性が高いのが特徴。

長くへたりにくい上に
ほどよい硬さとクッション性を備えているので、
深く沈みこんでしまう心配も
脚が痛くなってしまう心配もありません。

あぐらをかくときも体勢が安定し、
快適に過ごすことができる素材です。

リラックスしてあぐらをかける！　おすすめチェアをご紹介

では最後に、
「あぐらをかくのにおすすめなチェア3選」
をご紹介いたします。

チェアをご検討の方は、
参考にしていただけると幸いです◎

1.自然な体勢でくつろげるダイニングチェア「folk round arm」

Re:CENO product｜ダイニングチェア folk round arm

1つ目は、リセノプロダクトのダイニングチェア
「folk round arm（フォーク ラウンドアーム）」。

こちらは、なんと言っても
自然な体勢で肘置きとして使える
「ハーフアーム」が特徴的です。

【わたしの愛用品】1K・8畳のコンパクトなお部屋に「folk round arm chair」を選んでよかった理由

実際に自宅で使用しているスタッフからは

「座面が広いから、いろいろな体勢で過ごせる」
「ペーパーコード座面で、お尻が痛くなりにくい」

という声が上がっています＾＾

圧迫感のないデザインなので、
一人暮らしの方にもおすすめです。

2.しっかりと体を支えてくれるダイニングチェア「CH24 Yチェア」

ダイニングチェア CH24 Yチェア

2つ目は、「Yチェア」という愛称でお馴染み、
北欧の名作椅子「CH24（シーエイチ24）」。

先ほどの「folk round arm」と同じ
ペーパーコードの座面に加え、
高い位置の背もたれと肘掛けで
しっかりと体を預けられる座り心地です。

座面自体の奥行きは 40cmほどですが
背もたれを含めると、たっぷり 51cmあるので
窮屈さを感じません。

【わたしの愛用品】デザインと人気で選んだ「Yチェア」の座り心地が最高過ぎました。

こちらを自宅で使用しているスタッフは、

「どんな座り方で座っても快適」
「無理のない自然な体勢で体を預けられる」

と、さまざまなシーンで愛用しているとのこと◎

リセノスタッフにもファンの多い
不屈の名作チェアです。

3.チェアよりもゆったりと座れる1人掛けダイニングソファー「culum」

Re:CENO product｜1人掛けダイニングソファー culum／NA

最後におすすめさせていただくのは、
1人掛けダイニングソファー「 culum（クルム）」です。

チェアとソファーの間というくらいの大きさで、
なにより「幅 55cm × 奥行き 50cm」という
広々とした座面が特徴。

座面の素材でお話した、硬さと耐久性をもつ
「モールドウレタン」を使用しているので、
あぐらをかいても体勢が安定し、疲れません。

ソファーダイニング「culum dining sofa/table」の企画経緯とコンセプト設計についてお話します。

リセノスタッフの休憩室にも設置しており、

「しっかりとした硬さで安定感抜群」
「食事中も食後も、ゆったりくつろぐことができる」

と、人気のシリーズ＾＾

・ダイニングで過ごす時間が長い
・ソファーとダイニングを置けるスペースがない

という方にぴったりです。

あぐらをかけるチェアで、ゆったりとくつろぎましょう。

「あぐらをかけるチェア」のご紹介、
いかがでしたでしょうか？

それでは今回のおさらいです。

• あぐらをかくために適したチェアの座面サイズ：幅45cm以上、奥行き45cm以上
• あぐらをかくのに適した座面の素材：ペーパーコード、モールドウレタン

でした。

チェアであぐらをかくとき、
サイズや座り心地が合っていないと
逆に疲れてしまうことも。

ご自身にぴったりなチェアを見つけて、
デスクワークやリラックスタイムを
快適にお過ごしください◎

ではまた次回。