ベッド横に置く読書灯の選び方と、
おすすめ5選をご紹介
こんにちは。商品部の大原です。
日々、忙しい暮らしのなかにある
ささやかな至福の時間。
寝しなにベッドで楽しむ読書も
そのひとつだったりします。
今回は、「就寝前の充実」をテーマに
読書灯の選び方やおすすめの商品を
ご紹介します。
ベッドでの読書を快適にする「読書灯」とは?
読書灯とは、その名のとおり
読書や編み物など手元での作業の際、
明るさを部分的に補う照明を指します。
勉強や仕事といったように
十分な光量を必要とする場面ではなく、
就寝前などのリラックスシーンに向いた
柔らかく、ほのかな明るさが特徴です。
例を挙げると、飛行機の座席上の照明もそのひとつ。
機内が消灯したあとにも、
ひとり読書を楽しんだり、
荷物を取り出したり...と
部分的に光を補ってくれますよね。
自分専用スポットライトのような感じで、
周囲に影響を及ぼす範囲が少ないのも
読書灯をはじめとした補助灯の強みのひとつです◎
ベッド横に置く読書灯の選び方
ベッド横に読書灯を取り入れるためには、
まず、環境にあった「明るさ」「色味」
「機能」を知ることが重要です。
具体的には、次の3つのポイントを抑えましょう。
- 明るさは「部分的」に確保する。
- ベッド横では「電球色」を選ぶ。
- 調整機能があるものを選ぶ。
それぞれのポイントを詳しく解説していきます。
① 明るさは「部分的」に確保する
リセノでは、お部屋の最適な明るさ基準として
1畳あたり15~20W(ワット)を
推奨しています。
受ける印象には個人差がありますが、
こちらは、本を読めるぐらいの明るさを確保しながら
目が疲れない上質な明るさを演出できる数値。
身近な場所で言えば、
夜のSTARBUCKSのようなイメージでしょうか。
このセオリーをもとにすれば、
畳数に応じたワット数さえ確保していれば
天井照明のみでも十分ではあるように思えますが...
天井照明1つのみで光を補った場合
ほとんどのお部屋の場合、
天井の真ん中に照明が設置されていることが多く、
ひとつだけの照明で光を補おうとすると
生活の中でなにかと自分の影が入り込んだり、
必要な箇所に光が届かないというデメリットが。
天井照明+フロアライトの2つで光を補った場合
そのため、上記のセオリーをベースに
読書灯のような部分的な照明を取り入れて、
シーンや作業ごとに必要な光を補いましょう。
読書に最適な明るさは一般的に
300〜600ルーメン(lm)といわれています。
こちらはLED電球でいうと、
「30W~50W相当」のものにあたります。
複数の照明を取り入れること(= 多灯照明)で、
手元を照らす補助灯としての役割だけでなく、
お部屋に光の濃淡によるリズムが生まれ、
のっぺりとした印象を軽減する効果も期待できます◎
【動画】ナチュラルヴィンテージの作り方|Vol.5 多灯照明で、お部屋を彩りましょう。
② ベッド横では「電球色」を選ぶ
また、光の色については
落ち着いた空間にしたい場合、
光の柔らかい電球色を選ぶとよいでしょう。
夕暮れや焚き火を彷彿とさせる温かな色味は、
副交感神経を働かせる効果があるので、
リラックスしたい空間にぴったりです。
副交感神経は身体を休めるときに働く神経のこと。
筋肉を弛緩させたり、心拍数を下げたりすることで
身体の緊張状態を解き、休息しやすい状態にします。
画像(上):電球色 / 画像(下):昼白色
ちなみに、学習などに向いている色味は、
気持ちもシャキッとする昼白色などが最適です。
電球の明るさや色味は、
集中力やリラックス度に影響するため、
それぞれの効果や役割を理解し
シーンや目的に合わせて選び分けましょう。
寝室照明の選び方について、
解説している記事がありますので、
こちらも、ぜひ参考にしてみてください。
寝室照明の選び方と、 おすすめアイテム5選をご紹介します。
③ 調整機能があるものを選ぶ
ベッド横の照明は、
光の向きや明るさを
調整できるタイプがおすすめです。
身体を起こしたり、横になったりと
読書を楽しむ体勢はさまざま。
調節機能があるものを選ぶことで、
「あと少し中央に光があたれば...」などといった、
ちょっとしたストレスを回避することができます。
また、せっかく寝ようと思っていたのに
眩しい光で眠気が飛んでしまった...なんて
経験のある方も多いのではないでしょうか。
自分好みに調光できるのものであれば、
パートナーやご家族と同じ空間でお過ごしの場合も
周囲に配慮しながら、読書を楽しむことができます。
自由度の高いものを選ぶことで、
寝室でのリラックス度がぐんとアップするはずです。
ベッドサイドにおすすめの読書灯5選
ここからは、読書灯としてもお使いいただける
リセノおすすめの商品を5つご紹介します。
① テーブルライト SIENI
フィンランド語で「きのこ」を意味する
テーブルライト「SIENI(シエニ)」。
その名のとおり、ぽてっと愛らしく
優しい印象の意匠はさまざまなお部屋に
柔らかく馴染みます。
充電式のコードレス仕様で、
電球部分は一体型LEDを採用。
電球交換も不要なので
煩わしさを感じることなく、
長くご愛用いただけます。
また、重量も約 0.97kgと持ち運びし易い
軽量なところも魅力のひとつ。
お出かけ中に充電、帰ってから食卓を灯し、
寝る前は寝室で...と複数のシーンで活躍する
汎用性の高いアイテムです。
② 別注プロダクト|テーブルライト Delicia
テーブルライト「 Delicia(デリシア)」は
「どこでも置ける」がコンセプトにされており、
幅15.5cm×高さ36cmのコンパクトな設計です。
読み終えた本に携帯、メガネやハンドクリーム...
なにかと小物で溢れがちなベッド周り。
ナイトテーブルやスツール上にはもちろん、
窓際にも置きやすいスマートなサイズ感です。
また、華奢な見た目には珍しく
スマートLED対応のメカニックな一面も。
同じ意匠のフロアライトもあるため、
お部屋の間取りやシーンに合わせて、
選べるのも嬉しいポイントです。
【わたしの愛用品】シャープでクラシカルな佇まいのフロアライト 「Delicia」を使い、心地よい夜時間に。
③ テーブルライト TRITON
北欧ヴィンテージを彷彿とさせる
クラシカルな装いの「プリーツ」のシェード。
小柄ながらも、手元を十分を照らしてくれます。
ファブリックのシェードを通した光は
柔らかく明るすぎないので、
就寝前のリラックスタイムにぴったりです。
三角錐を2つ組み合わせたような支柱も珍しく、
佇まいの美しさも諦められない方に
ぜひ、お選びいただきたいアイテムです。
④ テーブルライト ANGLEPOISE 90 MINI MINI
他にご紹介した商品とは打って変わり、
無機質なデザインの「ANGLEPOISE」。
シェードは左右に360度、
そして上下に動かすことが可能で
明るくしたい場所をピンポイントで
照らせるのが最大の魅力です。
アルミ素材は、冷たい印象を受けやすいですが
「カーボンブラック」「ジャスミンホワイト」の
絶妙なカラーとマットな質感はどこか温かみを感じ、
お部屋をすっきり上質な印象に仕上げてくれます。
また、明るさを調整することができるため
デスクワークから就寝前のリラックスタイムまで
幅広く使用できる方ものをお探しの方におすすめです。
【わたしの愛用品】リモートワークに最適!機能的なミニデスクライトをご紹介します。
⑤ Re:CENO product|フロアライト Oak&LinenMix
最後にご紹介するのは、ベーシックな形状で
長く愛用できる意匠の「Oak&LinenMix」。
今回ご紹介するなかで、唯一のフロアライトです。
柔らかくも洗礼された
「コットンリネン」のシェードと
スタンドの「オーク無垢材」がとても上品で、
消灯時までも美しいのがポイント。
敷布団やベッドなど、
足元にインテリアが集中しがちな寝室ですが、
目線の高さのあるアイテムをプラスすることで、
お部屋のフォーカルポイントとなり、
奥行きのある空間に仕上げてくれます。
身体を起こして読書を楽しまれる方や、
ホテルライクなお部屋がお好みの方は
フロアライトもおすすめです◎
読書灯を取り入れて、リラックスできる寝室に仕上げましょう。
それでは、今回のおさらいです。
▼ ベッド横に置く、読書灯選びの3つのポイント
- 明るさは「部分的」に確保する。
- ベッド横では「電球色」を選ぶ。
- 調整機能があるものを選ぶ。
スマートフォンを置いて、
心穏やかな就寝前の時間を過ごすきっかけとして
読書灯を導入してみてはいかがでしょうか。
それでは、最後までお読みいただき
ありがとうございました。