一人暮らしにおすすめのベッド3選!
圧迫感を抑える選び方も解説
こんにちは、商品部の大原です。
お部屋の大部分を占める家具、ベッド。
一人暮らしの場合、
ひとつの空間で衣食住を賄うことも多く、
どうしても圧迫感や生活感が
でてしまうことを諦めてしまいますよね。
せっかく決めたお家ですから、
少しでも快適な空間にしたいはず。
今回は一人暮らしにおすすめのベッドと
圧迫感を抑えるポイントをご紹介します。
一人暮らしに限らず、
お子さまの一人部屋デビューなどの
ご参考にもしていただけたら嬉しいです。
一人暮らしのベッド選びで大切な3つのポイント
はじめに、ワンルームやコンパクトなお部屋に置く
ベッドの選び方について、ご紹介します。
選ぶときのポイントは、こちらの3つ。
① 生活動線や理想の過ごし方を予め確認する。
②「余白」を確保できるサイズを選ぶ。
③ 視覚的な圧迫感を減らす。
早速、1つずつ見ていきましょう。
① 生活動線や理想の過ごし方を予め確認する。
ベッドは優先度の高いアイテムでありながら
家具の中では価格の大きなアイテム。
購入後に後悔して、買い替えることになると、
出費が大きくなるので避けたいところ...。
ベッドサイズはもちろんですが、
毎日過ごすなかで動作の邪魔にならない
レイアウトを検討するにあたり、
まずは、日々の生活を振り返ってみましょう。
STEP1 普段の動線を確認する。
一人暮らしの主な生活動線は、
洗濯の際のバルコニーへの出入りでしょうか。
「バルコニー前を塞ぐのはちょっと...」と
ベッドを別の場所に配置しようとすると、
別の家具の配置も自然と決まってしまいがちです。
ただ、バルコニーに出入りする際は
意外にも普段片側のドアしか
使用していないことが多かったりします。
そのため、少しためらいのある方も
いらっしゃるかもしれませんが、
生活動線に支障がなければ、
窓の前に家具を置くことも検討してみましょう。
実際、リセノでも多くのスタッフが
コーディネートの選択肢を広げるべく、
窓際にベッドを配置しています。
スタッフ立脇宅(1K 8畳/シングルサイズ)
また、一般的に人間の歩行には
60cm前後の幅が確保できていれば
OKとされているため、
ベッドを配置する際は生活動線と併せて、
この歩行幅も確保できるかを確認をしておくと
模様替えの際などにも役に立ちますよ。
ペットや植物を育てている方はお世話の際の動線も、確認しておくといいかもしれません◯
STEP2 くつろぐ場所を確認する。
また、「どこであればリラックスできそうか」といった
理想の過ごし方も考えてみましょう。
ベッドでゆっくり夜を過ごしたい、や
ソファーで読書や映画を楽しみたい、など
お部屋でのくつろぎ方をイメージすると
自分の生活に見合ったサイズが見えてくるはずです。
STEP3 収納の有無を確認する。
そして、盲点なのがお部屋に
十分な収納があるかのチェックです。
扇風機などの季節家電や、
スーツケース、趣味のギターなど...
限られた場所でしか保管できない
アイテムは意外と多くあります。
ベッド下に収納やスペースがあるものを選ぶか、
備え付けのクローゼットで事足りるのか。
はたまた、別の収納家具を購入するのか。
細々としたモノの収納スペースをどうするかも、
ベッド選びの際に併せて
確認しておきたいポイントです。
ちなみに、このあとご紹介するNOANAやfolkベッドは
それぞれ同じ意匠のベッド下収納をあとから
追加購入していただくことが可能です。
ベッドフレームと同じ色味であるため、
統一感が出て、すっきりとお部屋を整えられます。
暮らしの変化に併せて、ぜひご参考ください。
②「余白」を確保できるサイズを選ぶ。
一人暮らしのお部屋におすすめのベッドは、
ずばりシングル(または、セミダブル)を
おすすめします
リセノでは、ベッドは
イメージより1つ大きいサイズを
選ぶことを推奨しています。
これは、ゆったりとした広さの確保で
良質で快適な睡眠を取る環境を整えたり、
「一人だからシングルサイズかな」と
イメージ通りに購入すると思いの外
窮屈に感じる方が多いことからです。
そのため、正直なところ
スペースに余裕がある場合は、
セミダブルサイズをおすすめしています。
しかし、限られたスペースでの配置を考えると
お部屋の広さに見合ったサイズ調整も必要ですよね。
そこで、搬入もしやすく
お部屋にも馴染みやすいものが
定番のシングルサイズです。
平均的な日本人の身幅に対して、
寝返りのために必要なゆとり(左右に15~20cm程)は
十分に確保されているので、
一人暮らしの「ちょうどいい」を叶えてくれます。
シングルを2台つけると『ワイドキング』サイズになります◯
また、将来的に2つ並べて使えたりと
なにかと汎用性の高いのが、
長い目で見ても嬉しいポイントです。
なお、より一層コンパクトなサイズが魅力の
セミシングルサイズの商品もありますが、
寝心地(窮屈さ)や
将来的に買い替えが必要になる場合があるので
ご購入を検討の際は、事前確認が必要です。
価格やスペースの確保を先行させての購入は、
長い目でみると控えるのがベターかもしれません。
身体のサイズやお部屋の広さにあった
ベッド選びについては、
ぜひ、こちらのマガジンをご参考ください。
ベッドサイズの種類を比較表で解説! 人数やお部屋の広さに適した選び方とは?
後悔しないベッドの選び方とは? サイズとフレームの基本を解説
③ 視覚的な圧迫感を減らす。
インパクトに残る広告などは、
文字のレイアウトやコントラスト(メリハリ)が
はっきりとしたものがほとんど。
これは、視覚効果を用いて
必要な情報を目立たせる手法です。
では、その逆で存在感を
打ち消したい場合はどうでしょうか。
STEP1 低めの家具を選び、出入り口から奥まで見通せるような工夫をする。
ベッドをはじめ、ソファーや背の高いキャビネットは、
ドアを開いた延長線上に配置をすると、
お部屋全体の圧迫感や緊張感に繋がります。
特にベッドは面積が大きいことから
圧迫感に直結しやすいアイテムです。
そのため、低めに設計されていたり
装飾の控えめなすっきりとしたデザインのベッドが
圧迫感を抑えることができ、おすすめです。
低い家具や抜け感のある家具が、
出入り口からの視界を開いてくれるので、
天井までの空間が広く保たれ開放感が増し、
お部屋が広く見える効果があります。
また、直線的な配置ですっきりと整えた空間に
丸みを帯びた照明やテーブルなどを取り入れると
柔らかく動きのあるお部屋になります。
STEP2 無彩色や落ち着いたトーンの寝具を選ぶ。
最後のポイントは、寝具の選び方です。
無彩色や落ち着いたトーンの寝具を選ぶことで
ベッド自体の存在感を抑えることができます。
また、お部屋の建具(壁や床、扉など)と
近い色の寝具を選ぶことも家具の
「浮いた印象」を打ち消すのに有効です。
カラー選びで迷われる方は、ぜひご参考ください。
万能なイブルやブランケットがあれば、
寝具一式を買い換えなくともベッド周りの印象を簡単に変えられます。
来客が多い方は、汚れ防止にも使えるのでおすすめです。
一人暮らしにおすすめのベッド3選
ここからは、一人暮らしの方におすすめの
ベッドを3種類ご紹介します。
Re:CENO product|木製ベッド NOANA
NOANAはノルディック&ナチュラルと、
北欧の意匠や豊かな暮らしから着想を得た
Re:CENOオリジナルの商品です。
ヘッドボードは、細い無垢材を格子に組んだ仕様です。
この格子がほどよい抜け感を与えてくれ、
面で感じる圧迫感を解消してくれます。
木材のなめらかな曲線が柔らかい印象が美しく、
奇を衒わない王道の意匠が魅力。
また、床に直接置くこともできるので
暮らしや気分の変化にあわせて、
高さを変えられるのも嬉しいポイントです。
年を重ねても飽きることなく、
長くご愛用いただけると思います◎
ヘッドレスタイプも展開しているので、
木の温かみとより一層の軽やかさをお求めの方、
お部屋がコンパクトでレイアウトに自信がない方は、
こちらもおすすめです。
Re:CENO product|木製ベッド folk
folkはヘッドボードが美しい、
Re:CENOオリジナルのベッドです。
厚さ2cmアッシュ無垢材を贅沢に使用しており、
安心感とすっきり感の両方を
叶えてくれる絶妙なデザイン。
スマートフォンや眼鏡、リップや目薬‥
ヘッドボードにはちょっとしたものを置くのに
ちょうどいい「10cm」の棚がついています。
リセノでも寝室でのご使用を想定した
ナイトテーブルをご用意していますが、
一人暮らしのお部屋は広さや動線の都合上、
サイドテーブルなどを置けず、
枕元に直接スマートフォンを...な方も多いと思います。
ささやかな棚は、意外にも侮れず
この10cmがあるだけでベッド周りが整い、
雑多な印象や生活感を抑えてくれます。
上質な雰囲気がお好みの方に
ぜひ、選んでいただきたい商品です。
別注プロダクト|ヘッド付きフロアベッド PIATTO
PIATTOは床からマットレスを置く
フレーム位置までの高さが17cmと、
低めに設計されたローベッドです。
低い設計とはいっても、
ベッド下にスペースもあるので
ローベッドで起こりがちな
湿気対策ができるのも助かります。
また、程よい高さなので
軽く腰掛けるとソファーのような
役割も果たしてくれます。
スペースの限られた一人暮らし民には、
飲み物を飲んだり、本を読んだりと
「一息つける場所」があるのは
ささやかにも嬉しいポイントではないでしょうか。
そして、こちらにもfolkと同様に
ちょっとした「10cm」の棚と
2口のコンセントがあります。
機能的にも優れたベッドですので、
特にコンパクトなお部屋の方におすすめです。
また、ちょこっとだけ収納を増やしたい方には
お値段もお手頃のものが多い
かごアイテムがおすすめ。
こちらもベッドフレームや寝具と
近い色味のものを選ぶとお部屋の統一感が
ぐっと引き上がります。
ベッドによって高さが異なるので、
併せてご検討の際は、ベッド下やかごのサイズ、
内容量の目安を事前にご確認くださいね。
限られたスペースだからこそ、 ベッドから暮らしを整えましょう。
それでは、今回のおさらいです。
- 生活動線や理想の過ごし方を予め確認する。
- 「余白」を確保できるサイズを選ぶ。
- 視覚的な圧迫感を減らす。
せっかく決めたお家ですから、
サイズと視覚効果を工夫して
ベッドから暮らしを整えましょう。
マガジンに度々登場するスタッフも
ほとんどがワンルームで一人暮らし。
それぞれのコーディネートなどもご参考いただき、
少しでも快適で理想なお部屋づくりの
ヒントとなりましたら嬉しいです。
それでは、最後までお読みいただき
ありがとうございました。