マットレスの処分方法4選!
素材別の捨て方も解説
こんにちは。 プロサポートの笠嶋です。
睡眠環境の見直しや、お引越しの際に
ネックになるのが、大きくて重いマットレスの処分...。
頻繁に買い替えるものではないですし、
「自分で捨てることができるのか」
「料金はどれぐらいかかるのか」
などなど、イマイチ分からない事も多いですよね。
そこで今回は、「マットレスの捨て方」を解説。
マットレスの買い替えをご検討の方に
参考になれば嬉しいです。
マットレスを捨てる前に! まずは「素材」を確認
マットレスの素材は、大きく分けて2種類あります。
- 内部に金属のコイルを使っている
コイルマットレス - 金属のコイルを使わず、
ウレタンや樹脂の繊維(ファイバー)で
作られるノンコイルマットレス
つまりは、金属を使っているかどうかで、
捨て方が変わります。
そのため、まず、今からお伝えする方法のいずれかで、
マットレスの素材を確認しましょう。
① マットレスの品質表示ラベルを見る
多くのマットレスには、
品質表示ラベルが縫い付けられています。
ラベル内に「コイル」「スプリング」
「バネ」などのワードが記載されていれば、
金属を使用しているマットレスです。
② マットレスの商品名や品番をネットで検索する
販売店のウェブサイトで、
素材が掲載されているケースも多くあります。
マットレスの商品名や品番をネットで検索して、
販売店のウェブサイトを確認してみましょう。
リセノでは、商品ページの「SPEC欄」に、
素材を記載しています。当店でお求めいただいたマットレスの場合は、
ウェブサイトよりご確認くださいませ。
③ マットレスの販売店に問い合わせる
マットレスを調べていると、
「品質表示ラベルが縫い付けられていない」
「ネットで検索しても出てこない」
ということも。
そんな時は、販売店に問い合わせし、
商品名や購入履歴から確認してもらいましょう。
それでは次に、マットレスの捨て方を
素材別に解説していきます。
マットレスの捨て方(コイルタイプの場合)
コイルタイプのマットレスは、金属やウレタンなど、
様々な素材から作られています。
解体するには工具が必要で、
飛び出したコイルによって怪我の危険性もある
ので注意が必要です。
自分で解体はせずに、必ず
市区町村の自治体や回収業者へ依頼しましょう。
① 自治体の粗大ゴミ回収に依頼する
市区町村の自治体に連絡し、
コンビニなどで手数料券を購入して、
回収してもらう方法です。
自治体での処分費用は1,000~3,000円程度と
低コストで処分できるため、利用しやすいのが特徴。
注意点としては、コイルの有無で処分可能か
どうかが変わってくる自治体もあるようです。
市区町村の自治体に連絡して、
正確な情報を把握しましょう。
もう一つの注意点が、決められた時間までに、
指定場所へ自分で持ち出す必要があること。
マットレスはサイズが大型のため、
ひとりでは、運び出しが大変です。
状況に応じて、人手の確保を
しておくことをおすすめします。
② 民間の不用品回収業者を利用する
民間の不用品回収業者に連絡し、
回収してもらう方法です。
料金は、10,000円以上と高くなりますが、
運び出してくれたり、日程調整がしやすかったりと、
手間や負担がかからず利用しやすいという
メリットがあります。
しかしながら、中には、
高額な費用を請求する悪徳業者や違法業者が
いるので要注意です。
業者を選ぶ際は、市区町村から
「一般廃棄物収集運搬業」の許可を
得ているかどうか情報を確認しましょう。
また、複数の業者に見積もりを取って、
費用面を比較することも大切です。
③ リサイクル業者に依頼する
リサイクル業者に依頼し、買取してもらう方法です。
この場合、費用は無料になりますが、
他の家具と比べ、マットレスは査定が厳しく、
買い取ってもらえないケースが多いようです。
「状態が良い」、「高級で人気がある」マットレスを
お使いの場合は、買い取ってもらえる可能性が
ありますので、一度電話などで相談してみましょう。
マットレスの捨て方(ノンコイルタイプの場合)
ノンコイルタイプのマットレスの場合、
コイルタイプで説明した3つの方法以外にも
選択肢が1つあります。
それは、自分で解体して処分すること。
④ 解体して家庭ごみとして捨てる
コイルを使っていないマットレスは、
市区町村のルールによっては、解体することで
家庭ごみとして捨てることができます。
「一辺30cm角以内に細かく解体する」
「指定のゴミ袋にいれる」など、
ルールは市区町村によって様々。
事前に捨てることが可能かどうか、
情報を確認しておきましょう。
業者での回収と比べると時間と労力はかかりますが、
ゴミ袋代金のみで利用が可能。
料金を抑えることを第一にお考えの場合は、
選択肢のひとつになさってください。
マットレスの捨て方を知って、買い替えに備えよう。
それでは、最後におさらいです。
- まず、マットレスの素材を確認する。
- コイルマットレスは、市区町村の自治体、
もしくは、業者への回収を依頼する。 - ノンコイルマットレスは、
自身で解体して家庭ごみとして
捨てることもできる。
なお、不要になった大型家具の捨て方については
以下のマガジンでも解説しておりますので
ぜひ参考にしていただけますと幸いです。
照明器具の捨て方とは? 処分方法4選と手順をご紹介します。
ラグ・カーペットはどう捨てる? 普通ごみで処分できる方法を解説
ソファーの捨て方って? 7つの処分方法と手順を解説します。
【動画】センスのいらないインテリア|不要な家具の捨て方を学びましょう。