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神奈川県 S様 邸
お客様からいただいたご要望
家族構成 | 二人暮らし | ご予算 | ~30万円 |
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購入予定時期 | 1ヶ月以内 | 提案希望のお部屋 | リビングルーム ダイニングルーム |
床の色 | 床:ナチュラル | ドアの色 | ドア:ナチュラル |
スタイリングイメージ | ナチュラル、明るい、爽やか、ウッド、リネン | ご希望の生活スタイル | リビングで過ごす時間が長い |
ご希望のアイテム | ラグマット カーテン 【アイテムおまかせ】 照明 ラグマット カーテン | ||
提案に含めて欲しい商品 | ラグ、カーテン、照明、アクセントアイテム | お持ち(予定)のアイテム | ・ダイニングテーブル ・ダイニングベンチ ・ダイニングチェア ・リビングテーブル ・リビングソファ ・テレビ台 ・チェスト ・壁掛け時計 ・ブラインド ・エアコン ・ブラインド以外の上記の家具は全て同素材(アルダー材)の物ですので可能な限り引継ぎたいと思っています。 引き継ぎたいものが多いので、提案するにあたって邪魔であると判断された場合ば省いてしまって問題ありません。 |
現在のお悩みを教えてください。 | ・ラグとカーテン…ラグがへたっているので新しいものと交換したところ、色味が合わずちぐはぐになってしまいました。カーテンの色も明るめの為、共に落ち着いた色味のものがよいのかと考えています。 ・照明…現在は間に合わせで小型の昼白色のシーリングを使用していますが、落ち着いたデザインの音白色の照明に変更したいと思っています。 ・壁…現在壁にかかっているものは、鏡と時計しかありません。さみしいなと感じていますが、どこに何を設置したら良いのか分かりません。 ・小物…壁同様にどこに何を設置したら良いのか分かりません。 |
理想の暮らしを教えてください。どんなお部屋で、どんな風に過ごしたいですか? | 私:シンプルで落ち着いたくつろげる空間。 妻:掃除などの手間があまりかからない空間。家事動線に問題がない空間。 |
伝えたい内容など | 御社のHPや書籍を読んで勉強しましたが、私の付け焼刃ではなく、やはり本家に一度お願いしたいなと思い提案をお願いしました。よろしくお願いします。 |
ご提案のポイント解説
コーディネート概要
お持ちの家具に、ベージュのファブリックアイテムやコーディネートを豊かにするアクセントアイテム合わせた、明るめのナチュラルヴィンテージテイストのお部屋です。
コーディネートで、ご主人様が理想とされる「シンプルさと落ち着き」を、レイアウトやアイテムセレクトで奥様が理想とされる「掃除のしやすさ、暮らしやすさ」を叶えました。
「なにか物足りない...」を解消し、インテリアを楽しさを実感いただけるプランを、コーディネートテクニックと共にご提案いたします。
レイアウト
「生活のしやすい動線づくり」「コミニュケーションの取りやすさ」において、現在のレイアウトが最も適していましたので、基本的な配置は変更していません。
よりスペースを有効活用できればと思い、キッチン横に「お部屋に入った時の見栄え」「収納力アップ」をもたらす、幅108cmの【 2ドアサイドボード silta(ナチュラル)】をプラス。
ソファーの前には、160×230cmの【 ジュートラグマット Subah 】を敷いて、床座りでもおくつろぎいただけるリビングとしました。
せっかく選ばれたお持ちの家具は、永くご愛用いただけたらと思い、全て継続しています。
【リビング】取り入れたアイテムとコーディネートセオリーのご紹介
ライトグレーを多く用いた、涼やかでシンプルなお客様の現在のお部屋も素敵ですが、お送りいただいた理想のイメージと比べて「温もり」の要素が少ないとお見受けしました。
そのため、カーテンやラグマットといった、お部屋の面積を広く占めるアイテムに「ベージュ」を選び、温もりも感じるリビングに仕上げています。
「ベージュ」は、落ち着き感と明るさを兼ね備えたカラーのため、お客様のお悩みを解決してくれます。
ドレープカーテンは、リネン100%の自然素材の風合い豊かな【 リネンカーテン Mar(ベージュ)】を選びました。
無地の分、リネンならではの透け感や生地のゆらぎが引き立ちます。
また、リネンには、「ペクチン」という防汚効果や抗菌性のある成分が含まれています。
サイズの大きいカーテンのお洗濯はなかなかの重労働ですので、お手入れの頻度が少なくて済むというメリットも、お客様におすすめのポイントです。
▼【わたしの愛用品】3年使って感じたリネンカーテン「Mar」のメリット・デメリット
▼【動画】センスのいらないインテリア|カーテンは、シンプルな天然素材のものを選びましょう。
レースカーテンには、ゆるやかなストライプ柄がポイントの【 ストライプ柄カーテン Rail 】がおすすめです。
リネンが織り混ぜられており、Marとの相性もぴったり。
ドレープカーテンがシンプルな分、ストライプ柄のレースを組み合わせることで、日中は窓辺のノッペリ感を軽減できます。
ラグマットには、毛足短めで掃除機がかけやすく、ポコポコとした織りの表情が豊かな【 ジュートラグマット Subah(160×230cm)】をセレクト。
穏やかな印象で、明るめのナチュラルヴィンテージ空間にスッと溶け込みます。
大きめの160×230cmを選ぶことで、床座りでもくつろげるようになり、リビングでの過ごし方の幅が広がります。
Subahはやや薄手になるため、クッション性と滑り止め機能をもつ【 SOFT SUPPORT RUG(ソフトサポートラグ) 】を併用いただくことで、より快適な使い心地に。
ぜひ、合わせてご検討ください。
▼【動画】ラグが快適に生まれ変わる滑り止め + クッション。|あったら、いいもの。ソフトサポートラグ編
アクセントアイテムとして、ソファーの背面に【 アートポスター Assemble no. 77(フレーム:50cm×70cm+α/ナチュラル)】を飾りました。
背の低い家具が集まるリビングは、壁面が寂しい印象になりやすい空間。
ポッカリ空いた壁面に素敵なアートを飾ることで、寂しさを解消し、インテリア雑誌の一コマのような垢抜けたお部屋になります。
▼【動画】インテリアにアートが取り入れたくなる飾り方|あったら、いいもの。アート編
▼【動画】アートを綺麗に飾る正しい手順をご紹介します。
コーディネートの仕上げとして、織ったり編んだりした複雑性のあるデザインのクッションを散りばめれば、リビングがグッと華やぎます。
クッションは、ソファーの上で腰当てとしての用途以外に、座布団や枕としても活用できる万能アイテムです。
▼ インテリアには欠かせない。クッションの使い方をサイズ別で紹介します。
次に、リビングに取り入れたコーディネートセオリーをご紹介します。
① レピテーション
レピーテーションとは、同じ色や素材、意匠を持つアイテムを繰り返し取り入れることで、まとまりのある印象を作るテクニックです。
▼【動画】センスのいらないインテリア|「レピテーション(繰り返し)」を学びましょう。
こちらの画像のオレンジ部分は、「ベージュ」というカラーを、グリーン部分は、「天然素材」という質感をレピテーションさせています。
② デザイン性・複雑性のあるアクセントアイテムセレクト
リセノが提唱している「ナチュラルヴィンテージ」では、シンプルなお部屋にデザイン性が高いもの、複雑な形状のもの、ヴィンテージなどの味わいの深いもの、自然素材などの「アクセントアイテム」を取り入れるという基本概念があります。
ピンク部分には、デザイン性・複雑性のあるアートやクッションを取り入れ、豊かなコーディネートに仕上げています。
【ダイニング】取り入れたアイテムとコーディネートセオリーのご紹介
ダイニングにはやや余白がございましたので、「スペースの有効活用」「収納力アップ」を叶える【 2ドアサイドボード silta(ナチュラル)】を配置しています。
北欧ヴィンテージ家具からインスピレーションを受けた上質な佇まいは、置くだけで垢抜けた印象に。
見た目だけでなく、日本の住宅にフィットするように設計されたサイズ感と、自由度の高い収納力も魅力のアイテムです。
▼ 「北欧ヴィンテージ風キャビネット」をおすすめしたい理由
▼【動画】ひとつあると便利なインテリア|あったら、いいもの。隠す収納編
キャビネットの上には、アクセントアイテムとして【 ウォールシェルフ H/A(ブラウン)】を。
複雑性のある美しいデザインで、siltaサイドボードと共にLDKに入った瞬間の光景を素敵に見せます。
▼ ナポレオンシェルフ「H/A WALL SHELF」の企画経緯とコンセプト設計についてお話します。
サイドボードの上に彩りを持たせた分、その差で床面が寂しく見えてしまうため、【 フロアマット WOOL CROSS(ナチュラル/50×70cm)】を敷き、コーディネートの重心を下げてバランスを取りました。
次に、サイドボード周りに取り入れたコーディネートセオリーをご紹介します。
サイドボード周りには、リビングでお伝えした【① レピテーション】【② デザイン性・複雑性のあるアクセントアイテムセレクト】に加えて、2つのセオリーを用いました。
③ フォーカルポイント
フォーカルポイントとは、「お部屋でよく目に入る、インテリアにおいて重要な場所」のことで、意識的に作ることによって、お部屋全体の印象をよくする効果が得られます。
▼【動画】センスのいらないインテリア|「フォーカルポイント」を学びましょう。
また、お部屋の印象は、「入口からみえる光景」で決まると言われています。
お客様のLDKでは、階段から上がって最初に見える、ダイニングスペースがまさにフォーカルポイントに。
ちなみにこちらが、ダイニングのみを置いた場合のイメージです。
いかがでしょうか? どちらがより豊かで素敵に見えるか、また、フォーカルポイントの重要性を感じていただけたかと存じます。
④ 三角形飾り
バランスのよいディスプレイの秘訣は、「三角形構図」を意識して作ること。
下から上に向かって面積が小さくなることによって、安定感が得られ、視覚的にも落ち着くディスプレイとなります。
▼【動画】センスのいらないインテリア|ディスプレイの基本「三角形飾り」を学びましょう。
今回は、3つの三角形構図を組み合わせて、奥行きのあるディスプレイに仕上げました。
なお、壁に掛けた【 ウォールシェルフ H/A(ブラウン)】の飾り方については、商品ページにて詳しく解説しておりますため、ぜひ、ご覧になってください。
ディスプレイアイテムとして選んだのは、【 オーディオ Tivoli Audio Model One BT 】【 ケーキスタンド CHABATREE 】などの趣のある雑貨たち。
サイドボードはぜひ、「収納」以外にも、「飾る」を楽しむステージとしてご活用ください。
▼ ディスプレイが、きれいにまとまる。私なりに行き着いた「3つのアイテム」をご紹介します。
▼【動画】センスは不要?知ってるようで知らないディスプレイの基礎知識【インテリア解説:VOL4】
多灯照明のあたたかく穏やかな空間で、ゆったりとした夜をお過ごしください。
リラックスできる空間を作るためには、照明の使い方が大きなポイントに。
フロアライトやテーブルライトなど、光の位置が異なる照明をお部屋に分散させて配置することで、美しい陰影とリズムが生まれ、自然と心安らぐ空間となります。
▼【動画】ナチュラルヴィンテージの作り方|Vol.5 多灯照明で、お部屋を彩りましょう。
▼ 居心地のいいお家は「照明」がつくる。具体的なテクニックを3つご紹介します。
ダイニングの天井照明には、乳白色のシェードから柔らかな光を放つ【 シーリングライト SHIF(スマートLED電球)】を。
伝統的な素材である和紙である「紙布(しふ)」を取り付け部分のカバーに用いており、温かみを感じるデザインです。
▼【わたしの愛用品】温かみのあるお部屋がお好きな方へ。おすすめなシーリングライトをご紹介します。
▼ ボール型のシーリングライトを取り入れる前に抑えたいポイントをご紹介します。
明るさのイメージがこちら。最大の100Wタイプをお選びいただくと、3畳程度の広さをふんわりと照らす明るさです。
フォーカルポイントであるサイドボード上には、ぽてっとした可愛らしいデザインで、オブジェのようにも楽しめる【 テーブルライト SIENI 】がぴったりです。
見た目だけでなく、充電式のコードレスタイプで移動も手軽にでき、場所を選ばずに設置できるという、優れた機能性を合わせ持っています。
ときにはダイニングで、ときにはリビングで、暮らしのお供としてご活用ください。
リビングの天井照明には、シンプルながら天然木のタモ材をあしらった温かみのあるデザインの【 Olika WOOD LED CEILING LIGHT(タモ)】をセレクトしました。
1つあたり8~10畳分の明るさで、お部屋をしっかりと照らしてくれます。
リモコンで調光・調色ができる機能性を備えた、暮らしのシーンに合わせて寄り添うアイテムです。
ソファーの隣には、綿と麻を織り交ぜたシェードから放たれる光があたたかい、【 フロアライト Oak&LinenMix/BR(スマートLED電球)】を。
飽きのこない普遍的なデザインと、ひとつひとつ丁寧に作られている品質で、永くお使いいただけます。
夜間には、間接照明を灯した「ホッ」とする空間で、どうぞゆっくりとお過ごしくださいませ。
ご不明な点がございましたら、ぜひLINEサポートへご連絡ください^^
今回のご提案はいかがでしたか?
ご不明な点や、追加でご相談がございましたら、ぜひ、好きな時に好きなタイミングでご相談いただける、利用数NO.1の[ LINEサポート ]をご利用ください。
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引き続き、お客様のお部屋づくりのお手伝いができればと存じております。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。