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北海道 S様邸
お客様からいただいたご要望
家族構成 | 一人暮らし | ご予算 | 未定 |
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購入予定時期 | 3ヶ月以内 | 提案希望のお部屋 | リビングルーム ダイニングルーム |
床の色 | 床:ダークブラウン | ドアの色 | ドア:ダークブラウン |
スタイリングイメージ | ナチュラル、明るい、爽やか、ウッド、リネン | ご希望の生活スタイル | リビングで過ごす時間が長い |
ご希望のアイテム | ソファ(2人掛け) テレビボード(幅~120cm) 収納家具(本) テーブル キッチン収納 ラグマット カーテン テーブル キッチン収納 ラグマット カーテン | ||
提案に含めて欲しい商品 | お持ち(予定)のアイテム | ||
現在のお悩みを教えてください。 | マンションを購入して家具を一新しようと思っています。 床がダークブラウンですがキッチンはグレージュなので家具の色合いに悩んでいます。 また、スペース的にダイニングテーブルは無理かと思っています。 |
理想の暮らしを教えてください。どんなお部屋で、どんな風に過ごしたいですか? | 居間で過ごすことが多いと思うので、くつろげるソファが欲しいです。 また、間取り図で和室となっている部分は洋室にリノベーションしたので、引き戸を開けっぱなしにして、そちらに本やCDを置きたいと思っています。 床の色が暗いですが、あまり落ち着きすぎない寂しくみえない色合いになればと思っています。 |
伝えたい内容など | キッチン・居間・洋室(元和室)で統一感のあるコーディネートをお願いしたいです。 引き渡し前で内装写真が手元にほぼないので、すみません… |
ご提案のポイント解説
コーディネート概要
シックな印象の内装と、お好みのインテリアテイストを融合させた、上品な印象のナチュラルヴィンテージスタイルでコーディネートいたしました。
ベースはヴィンテージ感を感じるアイテムで構成し、明るいカラーや有機的な素材を組み合わせることで、内装とインテリアを溶け込ませています。
もともと2つに分かれた居室を、大きく1つの空間として繋げてレイアウトしているので、開放感を感じていただける空間となっています。
レイアウト
図面上の「居間・食堂」にリビングスペースを、「和室」にあたる部分にダイニング兼収納スペースを設けました。
それぞれの空間には、間仕切りとして両開きの引き戸がありますが、基本的には扉は開放させて、ひとつの空間としてご利用いただくイメージでレイアウトしています。
2つの居室を繋げてご使用いただくことで、開放感を感じていただける空間にいたしました。
リビングは、お部屋に入った際の視界の「抜け感」と、キッチンや洋室、ダイニングなど、他スペースへの行き来がしやすいレイアウトおよびアイテムセレクトです。
入口から他の空間に繋がる動線の多い間取りなので、入口近辺は移動のしやすさを重視して、前方・左右に1m以上の距離を取ってレイアウトしています。
生活動線にゆとりを持たせ、必要以上に物を置かずに視界もすっきりとさせていますので、空間を広く感じていただけます。
リビングの奥は、突き当りの壁面を「見せる収納棚」として、【 R.U.S ユニットシェルフ 】を壁一面にレイアウトいたしました。
突き当りの壁面は、リビング側からもよく目に入る空間です。
ユニットシェルフを活用して、一面にカフェのようなフォーカルポイント(見せ場)を作っていただくと、お部屋の雰囲気も格段に良くなります。
壁面に収納を配すことで、お部屋の中央には余白スペースが生じます。
そこで、余白スペースを活かして、照明取り付け位置の下に、カフェテーブルとチェアーを導入しました。
ユニットシェルフを背に、ペンダントライトに照らされたダイニング空間は、離れた場所から見ても、絵になる空間です。
内装とインテリアの調和を図った、上品なナチュラルヴィンテージスタイル
ご新居の間取りは、リビング・ダイニングとキッチンが繋がった空間で、床材も異なる素材の仕上げかと存じます。
ダークブラウンの床材と、アイボリーやグレージュカラーのキッチンは、大人っぽく上品な印象を受けます。
扉や間仕切りがない一体空間のため、内装と調和を図ることを意識しながら、お好みのヴィンテージテイストを盛り込み、コーディネートいたしました。
インテリアの基調となるカラーは、ヴィンテージテイストを感じていただけるミドルブラウンカラーで統一しました。
明るすぎず濃すぎない、絶妙なカラーリングは、ダークブラウンの床材とも相性が良いカラーです。
「落ち着きすぎず、寂しく見えない色合いに」というご要望でしたので、ラグマットやカーテンに明るめのアースカラーも盛り込み、明るさのバランスを図りました。
自然界を思わせるアースカラーは、お部屋に有機的なあたたかさをもたらします。
メインの家具は、スタイリッシュな内装にも溶け込むよう、細身でスッキリとしたフォルムのアイテムを中心に構成しています。
LDKのちょうど中央位置に鎮座するのは、お部屋の主役となる【 2人掛けソファー NOANA/BR 】です。
※上の画像は3人掛けタイプです。
「NORDIC and NATURAL」をコンセプトとしたNOANAシリーズは、北欧の家具を思わせるシンプルで上質なフォルムが特徴です。
フレームカラーはミドルブラウンで、ナチュラルタイプよりも、ぐっとヴィンテージ感が強くなります。
クッションカバーのおすすめカラーは、こちらの「オリーブ:クリンプ生地」。
さらりとした手触りと、植物を彷彿とする有機的なカラーが、上品さとあたたかみの両方を感じさせる生地です。
ご新居は、どの空間に向かう場合も、リビングを通過する間取りとなっています。
という事は、1日の中でも視界に入る回数が圧倒的に高い家具となりますので、ソファーはぜひ座り心地だけでなく、デザインにもこだわったアイテムを選びたいところです。
NOANAソファーは、バックシルエットやサイドシルエットも美しく、360°どこから見ても素敵で、ぬかりのないデザインです。
もちろん、デザインだけではなく座り心地にも妥協のないアイテムです。
たっぷりとした奥行きと、角度のある背もたれは、座ると自然とリラックスした体勢に導かれます。
2層のウレタンとたっぷりのフェザーを包み込んだクッションは、ふかふかとしながらも、芯のある座り心地で、身体をしっかりとホールドしてくれます。
その他のリビングアイテムとして、【 TVボード LINE 幅120cmタイプ 】と【 ネストテーブル dareels TWO NEST 】をおすすめします。
【 TVボード LINE 幅120cmタイプ 】は、シンプルなシルエットで、どんなスタイルにも合わせやすいアイテムです。
横方向の格子状デザインが、ソファーのバックフォルムともリンクして、視覚的にもスッキリとした印象をもたらしてくれます。
バルコニーに通じる掃出し窓の脇への配置のため、サイズはコンパクトな幅120cmタイプが収まりが良さそうです。
ソファー前には、大小サイズのテーブルを組み合わせた【 ネストテーブル dareels TWO NEST 】合わせました。
レイアウト的に、奥のお部屋に行くためには、ソファーとTVボードの間を通過する必要があるため、ソファー前にはコンパクトかつ手軽に移動できるアイテムがおすすめです。
時には2つ重ねてサイドテーブル遣いにしたり、片割れを別室に持ち運んだりと、レイアウトの可能性も広がるアイテムです。
ソファー前には【 高+低反発ハイブリッド2層構造 ボリュームフランネルラグマット Rolland 円形タイプ 直径190cm 】のラテベージュカラーを敷いています。
床色が濃い場合、落ち着いた雰囲気にはなるものの、どうしてもお部屋に重厚感が出てしまいます。
そこで、よく目に入る位置のラグマットに、明るいカラーを取り入れることで、空間の圧迫感を軽減いたしました。
あまり白さが際立つとそこだけが浮いてしまうため、家具や床色とも馴染みの良いニュアンスカラーをチョイスしています。
また、頻繁に通行する場所でもあるので、毛足は短くゴミが付着しにくいタイプの商品を選んでいます。
厚みもあるので、時には床でくつろいでいただくこともおすすめです。
カーテンもラグマットと同じく、空間に明るいカラーの面積を増やすべく、軽やかなベージュカラーのアイテムをセレクトしました。
【 リネンカーテン Mar 】は、リネン素材100%のカーテンです。
広い面積を占めるカーテンに、天然素材を取り入れることで、空間にナチュラルなイメージをもたらします。
ヴィンテージテイストのアイテムとも相性が良く、ざっくりとした透け感のある素材感が、開放感を感じさせてくれるアイテムです。
リビングに隣接するキッチンの収納には、【 R.U.S おすすめセット #12 】を選びました。
リビングアイテムと同じく、ミドルブラウンカラーのウッドを基調としたデザインに、細身のアイアンフレームを組み合わせた、ユニットタイプのシェルフです。
ウッド部分でリビングと共通点を持たせ、フレームはキッチンに合わせたスタイリッシュなデザインなので、それぞれの空間を違和感なく融合させるアイテムです。
今回ご提案のアイテムは、オープン収納と、木扉が付いたキャビネットを組み合わせていますが、その他にもサイズやパーツのバリエーションがございますので、お好みに応じてカスタムしていただけます。
システムキッチンの上部にも吊り戸棚がございますので、こちらの収納は、主にキッチン家電を置いていただくカウンター収納をイメージしています。
自分だけの、マイホーム・カフェ空間
リビングの奥に広がる空間は、収納スペース兼ダイニングスペースとしています。
【 R.U.S ユニットシェルフ 】を活用した横長の収納に、カフェテーブルとチェアー、ペンダントライトを配して、カフェのような雰囲気の空間に仕立てました。
読書、パソコン作業、お食事と、さまざまなシーンに対応可能な、自分だけのカフェ空間として、お過ごしいただきたいという想いでコーディネートしています。
マイホーム・カフェ空間を作る大きな要素は、こちらの【 カフェテーブル WIRY/BR 正方形 】にあります。
「カフェっぽさ」を演出しているのは、中央にあるアイアンの1本脚です。
1本脚のテーブルは、脚部が足に当たりにくく、取り回しのよさがメリットです。
利便性だけでなく、見た目もすっきりとしているので、自ずとスタイリッシュな空間に仕上がります。
テーブルに合わせるのは、【 ダイニングチェア PAPERCORD CHAIR/BR 】です。
ミッドブラウンカラーの木部と、ペーパーコードを編み込んだベージュカラーの座面、異素材の2トーンカラーがさり気ないアクセントに。
ペーパーコードとは、樹脂を含ませて撚った紙ひも素材です。
耐久性と弾力性のある座面は、編み模様が視覚的にもアクセントになり、長い時間座っていても疲れにくい機能性の高さも特徴です。
窓下には同シリーズのスツールもレイアウトしています。
とても軽量なので、普段は植物などを飾ってディスプレイにお使いいただき、ご来客時にはさっとテーブルにお持ちください。
突き当りの壁面一面に、キッチンと同じ【 R.U.S ユニットシェルフ 】を3連で設置しています。
横幅が約270cmにも渡る大きな収納スペースですが、高さが92cmと低めなため、圧迫感もなく、まるで作り付け家具のように空間を彩ります。
オープンタイプの【 R.U.S 基本セット 高さ91cm×幅92cm(シェルフボード88) 】を2つ、中央に【 R.U.S おすすめセット #11 】を1つの合計3セットですが、こちらもキッチンと同じく、隠す収納と見せる収納は、お好みでお選びくださいませ。
おすすめは、オープンシェルフに程よくディスプレイを交えたご活用です。
ディスプレイと言っても難しく考えず、好きなものを少し飾っていただくだけでも、お部屋に彩りが加わります。
ディスプレイのちょっとしたポイントを、以下ページにて解説していますので、ぜひご参考ください。
▼ 【動画】センスは不要?知ってるようで知らないディスプレイの基礎知識【インテリア解説:VOL4】
▼ リセノ式 センスのいらないインテリアを、お部屋で実践してみよう。〜ディスプレイ編〜
カフェ空間の演出に欠かせないのが、照明です。
お部屋のメイン照明は【 ペンダントライト DOT 】をセレクト。
今回のコーディネートでは、見通しの良い「抜け感」を重視しているので、圧迫感を与えないガラス素材がおすすめです。
中の電球も、フィラメントが美しいエジソンランプを使用しているので、光の演出をお愉しみいただくのにおすすめのアイテムです。
シェルフの上にも【 テーブルライト COPYING 】をひとつ導入しました。
ペンダントライトは50~60Wほどの明るさなので、作業時に明るさが欲しい場合は、間接照明で補ってください。
実用面だけではなく、居心地の良い空間作りには、照明計画は必須項目です。
光源の位置が異なる照明を複数取り入れることで、リラックス空間を手軽に演出することができますので、ぜひ下記の記事をご参考の上、間接照明も導入をご検討ください。
▼ 居心地のいいお家は「照明」がつくる。具体的なテクニックを3つご紹介します。
こちらが、ダイニングスペースからの眺めです。
直線状に遮るものがないので、どこの空間からも見通しが良く、ゆったり心地よくお過ごしいただけます。
自分だけの特別な極上のプライベート空間を、ぜひお愉しみいただければと思います。