京都府　H様 邸

コーディネート概要

下記の動画でご紹介しているコーディネートをイメージした、落ち着きと、柔らかな印象をあわせ持つ、ナチュラルヴィンテージテイストのお部屋です。

【動画】コーディネートレッスン10｜ブラウンカラーのソファーでつくるナチュラルヴィンテージなリビング

お持ちのウォールナットカラーの家具を馴染ませるため、家具の木部分はミッドブラウンカラーを選びました。

また、柔らかさを表現するために、自然素材やふんわりとした質感のファブリックを選び、お部屋に明るさを加えるため、アイボリーやベージュなどのカラーを取り入れています。

リビング・ダイニング・書斎・寝室と、それぞれのシーンで、心地よくお過ごしいただけるプランをご提案いたします。

レイアウト

入り口側にリビング、窓側の南側にダイニング兼書斎スペース、北側にベッドを配置いたしました。

大きく変更したのは、ベッドの向きのみですが、元々ふさがっていたバルコニーへの動線を、まっすぐ確保したことで、入り口からの視界に開放感が得られ、お部屋が広く見えるようになりました。

ご提案のレイアウトは、お部屋を広く見せる効果をもたらす以外にも、「バルコニーへの出入りがしやすい」「窓側を向いてダイニングに座ることができ、明るい気持ちでお食事やデスク作業をいただける」など、暮らしにおいてのメリットが多くございます。

なお、ご検討の、105cm幅のForce2のダイニングこたつを配置した場合でも、人の行き来に最低限必要と言われている、60cmの動線幅は確保できますので、ご安心くださいませ。

ソファーの位置は現在と同じですが、幅90cmの1.5人掛けソファーに変更することで、クローゼットの開閉にも支障なく、リビングスペースを確保いたしました。

あえてローテーブルは置かず、コンパクトなサイドテーブルを選ぶことで、圧迫感のない、すっきりとしたお部屋に見せることができ、お掃除もしやすい空間となっております。

また、お持ちの洋服ダンスは、TVボードとしてソファーの正面に置き、隣に、収納用のシェルフを配置いたしました。

お持ちの家具を活かす、ブラウンカラーのコーディネート

カラーコーディネートは、お持ちのウォールナットカラーの家具を活かすよう、ブラウンカラーをベースにまとめました。

ブラウンカラーの割合が大きくなりすぎると、暗く感じる恐れがありますので、ラグマットやカーテン、寝具カバーなどのファブリックアイテムには、アイボリーやベージュなどの柔らかなカラーを取り入れて、明るさをプラスしています。

また、お客様のお部屋には、「お部屋をバランス良く見せる黄金比率」に基づいて、【ベースカラー＝ブラウン】【アソートカラー＝ベージュ、アイボリー】【アクセントカラー＝ブラック】と、カラーコーディネートのテクニックを用いました。

▼センス良く見せるカラーコーディネート術、7 : 2.5 : 0.5の法則をご紹介します。

テーブルやシェルフの脚に散りばめた、引き締め効果のあるブラックがアクセントとなっており、落ち着いた、大人な雰囲気でありながら、明るく柔らかな雰囲気も感じられる空間に仕上げています。

暮らしに心地よさを生み出す、アイテムセレクト

ソファーに選んだのは、あぐらをかけるほどゆったりとした奥行きと、柔らかな座り心地が特徴の【 1.5人掛けソファー AGRA-BROWN（コーデュロイ/キャメル） 】です。

現在お使いのソファーと比べて、幅はコンパクトになりますが、ソファーの上に脚を上げて、お好きな体勢でくつろぐことができます。

ソファーの前には、ふかふかと心地よい質感、かつ厚手で、床座りにも適した、【 ラグマット BIANCA DIA 円形タイプ（直径190cm）】を敷いています。

広めのラグマットでは、横になったり、ご来客時には、床に座っておくつろぎいただけます。

TVボードとして配置した、洋服ダンスの隣には、収納として、ユニットシェルフR.U.Sの【 基本セット 薄型 高さ91cm×幅47cm（ブラック×ミッドブラウン）】を配置しました。

棚板の位置を5cm単位で移動できたり、必要であれば追加購入いただけるため、収納するものに合わせてカスタマイズができる点も、人気のポイントです。

ダイニングチェアーには、防水・防汚加工を施したペーパーコードの座面が、インテリアのポイントにもなる、PAPERCORDシリーズの、Round armチェアーとスツールを選びました。

Round armチェアーは、肘掛けがあることによって、より楽な姿勢で腰掛けられたり、アームをテーブルに引っ掛けることができたりと、機能面でも優れています。

特に、アームの引っ掛け機能は、お掃除のしやすさにもつながります。

▼「PAPERCORD CHAIR」の企画経緯とコンセプト設計についてお話します。

背もたれのないスツールは、テーブルの下にすっきりと収めることができます。

また、持ち運びがしやすいため、ベッドやソファーの近くに移動して、サイドテーブルとしてもご使用いただける、便利なアイテムです。

リラックスできるお部屋づくりには、照明選びも重要です。

天井照明・フロアライト・テーブルライトと、光の位置が異なる照明を、お部屋に分散させて配置することで、美しい陰影とリズムが生まれ、自然と心安らぐ空間となります。

夜間には、ほんのりと照明を灯して、温かな光の中でゆったりとおくつろぎください。
▼暮らしにあった照明の選び方

お客様のお部屋には、下記4つの照明をおすすめいたします。

【 LAYERED PENDANT LIGHT（スマートLED電球タイプ） 】
薄いシェードを二重に重ねたレイヤードのデザインが美しく、柔らかな光を放ちます。
また、スマートLED電球タイプをお選びいただくと、シーンに合わせた調色・調光が可能で、より豊かな照明計画が叶います。

【 フロアライト Delicia（ブラック×ブラウン）】
綿麻素材を用いたシェードはソファーやカーテンと、支柱部分のブラックは、テーブルやシェルフのフレームとの相性がとても良く、コーディネートがまとまります。

LAYERED PENDANT LIGHTと同様、スマートLED電球もお選びいただけます。

【 テーブルライト COPYING（ブラウン）】
シェードから上下に溢れる光の陰影も美しく、オブジェのような佇まいでデザイン性も楽しめます。

【 SIENI TABLE LIGHT 】
お部屋のお掃除をしやすくするため、あまり物を置かないようにお考えでございましたら、デスク・ベッドサイド・リビングなど、あらゆる場所に移動しながら使うことができる、コードレスタイプのSIENIがおすすめです。

従来は、「コンセントの近くでないと、間接照明は置けない」という考えが当たり前でしたが、SIENIは、充電式のコードレスタイプで移動が叶う、優れた機能性を持っています。

お部屋に明るさを加える、ファブリックアイテムには、こちらの４つを選びました。

それぞれ、ウールやリネン、コットンなど、自然素材の風合いを存分にお楽しみいただけるアイテムです。

【 リネンカーテン Mar（ベージュ） 】
【 linooシリーズ　クッションカバー（pyne/エクリュ）（klasika/ピートブラウン） 】
【 寝具カバー Plain knit（ストーン） 】
【 リネンブランケット linoo Daina（ナチュラル×ホワイト） 】

２つのダイニングテーブルについて、それぞれのメリットをご案内いたします。

この度は、【 80ダイニングテーブル WIRY 】と【 昇降式ダイニングこたつ Force2 幅105cmタイプ 】にて比較検討いただき、誠にありがとうございます。

レイアウト上、どちら共に問題なく配置いただけますため、それぞれのアイテムが、お客様のお部屋にもたらすメリットをご案内いたします。

ダイニングテーブル選びの判断材料として、ご参考になれば幸いでございます。

【 80ダイニングテーブル WIRY 】

①圧迫感がない、シャープなデザイン

線の細い、シャープなデザインは、ワンルームなどのコンパクトなスペースへの設置でも、圧迫感を感じさせません。

シンプルかつ、お部屋を広々と見せたいとお考えのお客様のお部屋には、ぴったりのデザインです。

②オーク無垢材の天板が持つ、上質な温かみ

木目の並びにまでこだわり、美しく仕上げたオーク無垢材の天板は、お部屋に上質な雰囲気をもたらします。

また、肌あたりの柔らかさも、天然素材だからこそ感じられる温かみです。
デスクとして使用する際には、肌に触れる時間も長いため、この素材感も、メリットのひとつとなります。

③デスクとしても、ストレス無く使えるサイズ感

1人用のコンパクトなテーブルや、デスクで作業する際に意外とストレスになるのが、必要最低限のスペースしかなく、書類を広げにくかったり、お食事の時に、都度テーブルの上を片付ける手間がかかることです。

2人用として使える80cm角のテーブルの場合は、天板を広く使うことができるため、上記のような煩わしさを感じることなく、お過ごしいただけます。

その他、WIRYダイニングテーブルの魅力は、下記のマガジンでもお伝えしております。ぜひ、ご覧くださいませ。

▼WOOD×IRONのオリジナル家具　「WIRYシリーズ」の魅力をひも解きます。

【 昇降式ダイニングこたつ Force2 幅105cmタイプ 】

①自分の体格に合った高さに微調整ができる、昇降機能

お食事だけでなく、作業用としてもダイニングテーブルを使用されるとのことですので、長時間過ごされることもおありかと存じます。

長時間過ごす場合、チェアーとテーブルの高さのバランスを整えることが、疲れにくい姿勢をキープするコツです。

適切なテーブルの高さは、合わせるチェアーの高さや、体格により様々ですので、自分に合った高さに微調整ができることで、快適な作業環境につながります。

②大人数でのご来客時にも対応できる、広々と使える天板

幅105cm、奥行き75cmの天板は、4人で囲うことができ、ご来客時にも対応できます。

また、書類などを広げながら作業をされるシーンが多い場合にも、天板の広さが役立ちます。

③足元をじんわりと温める、ヒーター機能

長時間テーブルで過ごしていると、足元がだんだん冷えてくるご経験はございませんか？

Force2に用いている、「輻射（ふくしゃ）式」ヒーターは、体の芯からじんわりと温めるタイプのものなので、肌寒い季節でも、エアコンとは別で脚元用のヒーターを用意する必要がなくなります。

その他、ダイニングこたつテーブルの魅力は、下記のマガジンでもお伝えしております。ぜひ、ご覧くださいませ。

▼足元を温めるだけじゃない！？　ダイニングこたつテーブルの3つの魅力をご紹介します！
▼【動画】「ダイニングこたつテーブル」の魅力

担当：プロサポート　笠嶋