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静岡県 O様 邸
お客様からいただいたご要望
家族構成 | 一人暮らし | ご予算 | 未定 |
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購入予定時期 | 半年以内 | 提案希望のお部屋 | ワンルーム |
床の色 | 床:ナチュラル | ドアの色 | ドア:ミドルブラウン |
スタイリングイメージ | ヴィンテージ、落ち着いた、かっこいい、アイアン、ブラック | ご希望の生活スタイル | リビングで過ごす時間が長い |
ご希望のアイテム | 【アイテムおまかせ】 | ||
お持ち(予定)のアイテム | 家具 ベッドはリセノさんのfolkを持っています。 ラウンジチェアのCH22があるので、可能であればそちらを使用したリラックスできるちょっとした空間があると嬉しいです。 リセノさんのユニットシェルフが以下の通りあります。 (高さ165×幅88が2つ、高さ91×幅88と高さ91×幅44を繋げたもの1つ、高さ54×幅88が1つ、アイアンバーはすべてブラック、棚板はすべてミッドブラウン) |
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理想の暮らしを教えてください。どんなお部屋で、どんな風に過ごしたいですか? | ワンルームでも広さを感じられ、ゆったりと落ち着いた時間を過ごしたいです。 | ||
伝えたい内容など | ベランダの窓は3枚あるのですが、見取り図の一番右と真ん中の窓のみ開閉可能です。 また、窓は下記サイトにある菱形はつしもワイヤーというタイプのものですので、外の眺めを見るようなコーディネートでなくても問題ありません。 |
ご提案のポイント解説
コーディネート概要
柱と梁を境にして、キッチン側にお食事スペース。
窓側に、くつろぎのスペースを設けました。
お持ちの【 R.U.S ユニットシェルフ 】を各スペースで活用し、収納力はもちろん、空間をすっきりと見せるように工夫しています。
お部屋のカラーは、ベージュやブラウン、ブラックを取り入れ、落ち着いたトーンでまとめることで、ゆったりとリラックスしてお過ごしいただけるようにいたしました。
レイアウト
今回は柱や梁を利用して、ダイニングキッチンのあるお食事スペースと、ベッドのあるくつろぎのスペースに分けました。
柱や梁は、圧迫感を少々感じさせるものですが、空間をゆるく隔てる仕切りとして活用することで、間取りのデメリットを軽減させました。
お食事スペースは、キッチンとテーブルの間に動線を確保し、ダイニングテーブルを配置しています。
お食事スペースは、キッチンとテーブルの間に、生活がしやすいと言われている【 約60cm 】の動線を確保し、ダイニングテーブルを配置しています。
その場合、照明のソケット位置がテーブルの位置とずれてしまいますが、プラグの取り付け位置を調整することができる【 簡易式ダクトレール 】を使用することで、問題を解決することができます。
下記のページにて詳しく解説しておりますので、ご参照ください。
▼ 照明の取り付け位置ってずらせるの?適切な場所に設置して、快適な明かりを楽しもう。
ご愛用いただいております【 R.U.S ユニットシェルフ 】は、収納やデスク、ディスプレイなど、それぞれの空間で、さまざまな用途でご活用いただけるように配置いたしました。
それでは、スペースごとに、詳しくご説明いたします。
ラウンジチェアでのんびりくつろぐ、リラックス空間
大きな梁のある位置から窓側に向けて、リビングスペース兼ベッドスペースを設けました。
「梁があるので窮屈に感じる」ということでしたが、梁を起点にまとまったスペースを設けることで、空間を緩く仕切るとともに、開けた空間を確保することができています。
ハンス J. ウェグナーの名作であるラウンジチェア CH22をお持ちとのことなので、チェアー周りには空間に余裕を持たせ、ラグマットでゾーニングをすることで、チェアーの存在感を活かすレイアウトにしています。
ラグマットにご提案いたしますのは【 国産ラグマット FISHERMAN'S COURT Aタイプ 】です。
サイズはコンパクトな100×140cmタイプ。
ベッドサイドの納まりもよく、コンパクトながらも凹凸のある織り模様が存在感を放ちます。
希少性の高い、英国産のブリティッシュウールを100%使用した、上質で耐久性にも富んだラグマットです。
その名の通り、「フィッシャーマンズセーター」がモチーフになっています。
柄は強すぎないのにどこかファッション性を感じさせる、立体感のある美しいデザインは、名作チェアーとともに長くご愛用いただけるかと思います。
ご愛用いただいている【 木製ベッド folk 】も、ヘッドボードの美しい木目を活かすため、窓面と並行にレイアウトいたしました。
よりくつろぎ感のある空間に演出するため、ベッドサイドには【 フロアライト GRASP 】を配しています。
織りの入った布製のシェードと、彫刻のようなデザインの入った木製支柱の組み合わせは、そこにあるだけでも様になる佇まいです。
リビング空間には、【 R.U.S ユニットシェルフ 】を3種、異なるサイズでレイアウトしています。
大きいものから、デスク、収納、ベッドサイドテーブルと、それぞれ異なる用途を想定しています。
汎用性の高いR.U.S ユニットシェルフを、ぜひ有効にご活用ください。
カフェのようにくつろげる、コンパクトなダイニング・キッチンスペース
梁からキッチンにかけては、ダイニング・キッチンスペースとして、お食事用にカフェテーブルとチェアーをレイアウト。
くつろぎのスペース確保のため、ダイニングスペースは必要最低限のサイズといたしましたが、雰囲気を損なうことのないよう、カフェのようなイメージでセレクトいたしました。
直径70cmの【 カフェテーブル WIRY 円形 】は、お持ちのR.U.Sと同じ、ミドルブラウンカラーの天板と、ブラックアイアン、真鍮を組み合わせたテーブルです。
円形なので角がなく、限られた空間でも行き来がしやすいメリットもございます。
また、サイズ感としても、2人までなら問題なくご使用いただくことができます。
※画像はナチュラルカラータイプとなります。
ダイニング用のチェアーには、木とペーパーコードを組み合わせた【 ダイニングチェア PAPERCORD CHAIR 】がおすすめです。
スタイリッシュで軽やかなデザインは、WIRYテーブルとも好相性です。
また、見た目だけではなく重量も約3.7kgと大変軽量なので、ストレスなく出し入れいただけます。
CH22ラウンジチェアーと同じ、ペーパーコード製の座面ですが、こちらは「鹿の子(カノコ)編み」を採用しています。
「封筒編み」のCH22よりも、ダイニング向けのしっかりとした座り心地となります。
同じ素材でも編み方が異なるので、また違った意匠でリンクコーデをお愉しみいただけます。
更に、【 OIL PARCH PENDANT 35 】のようなデザイン性のあるペンダントライトがあると、より雰囲気が高まり、カフェのような居心地の良い空間が演出できます。
ダイニングを取り入れるメリットとして、お食事とくつろぎの時間を分けることができるので、空間にも生活にもメリハリを付けることができる点もございます。
ダイニング側から窓面に向けての視界も開けているため、圧迫感も感じにくく、開放的な印象です。
ダイニング側のユニットシェルフには、お気に入りのテーブルウェアやこだわりの食材など、見せる収納も取り入れながら、キッチン関係のグッズを収めていただければと思います。
ユニットシェルフの位置を変更した、別レイアウトもご紹介いたします。
ご参考までに、R.U.S ユニットシェルフの位置を、一部変更したレイアウトもご紹介いたします。
変更点といたしましては以下の2点となります。
① 【 R.U.S 基本セット 高さ54cm×幅92cm 】をベッドサイドからラウンジチェアー横へ移動
② 【 R.U.S 基本セット 高さ91cm×幅92cm 】と【 R.U.S 基本セット 高さ165cm×幅92cm 】の位置を入れ替え
①については、背の低いR.U.S ユニットシェルフをラウンジチェアー横へ設置させて、サイドテーブルとしてご利用いただくプランです。
サイドテーブルとしての機能もございますが、先のご案内プランよりもさらに、くつろぎスペースとお食事スペースをしっかりと分けることができます。
②については、①でリビングスペースが少し詰まった印象にはなりますので、壁面のシェルフの高さを入れ替えることで、入口側の圧迫感を軽減させました。
空間の使い方、シェルフの使い方に違いがありますので、用途やお好みに応じてお好きなレイアウトをお選びいただければと存じます。