植物の越冬準備はできていますか?
枯らさず元気に冬場を乗り越える方法をご紹介。
こんにちは。
Re:CENO KYOTO セキです。
いよいよ今年も残り数日となりましたね。
みなさま年末の大掃除なんかで、
忙しい毎日を過ごされているのではないでしょうか。
大掃除の際に、家具メンテナンスも一緒にされる方は、
先日のスタッフ大友の記事も見てみて下さいね♪
年末の大掃除と一緒に家具をメンテナンスしよう!
東京店の家具メンテナンスレポート
また、だいぶ冷え込みも厳しさを増し、
こちら京都でも、朝晩はかなり冷えてきました。
そこで本日は、お店だより恒例の植物関連の内容で、
自宅などにある観葉植物の越冬について、
ご紹介していきたいと思います。
植物にとって、冬はどんな季節?
四季がある日本では、春秋の比較的過ごしやすい気候、
暑い夏、寒い冬と、当たり前のように
気候は変わっていきます。
また、一般的に湿度が高いと言われる夏と、
湿度が低い冬など、温度以外の部分でも
季節によって変わってくる部分もあります。
湿度もある程度あり、温かい環境が好きな
植物が多い中、乾燥しやすく気温も低い冬は、
植物にとっては1番過ごしにくい季節なんです。
冬場でも育てやすい植物 = 耐寒性のある植物は、
以前にスタッフ江上の記事でご紹介しているので、
そちらもご参考にしてくださいね♪
冬の寒さもへっちゃら!
この時期におすすめのグリーンをご紹介します。
店頭でお客様からも、
「冬場に植物をダメにしてしまって、、」
といったお声を頂くことも度々あります。
ここからは、植物が元気に春を迎えられるよう、
冬場自宅で気をつけておきたいポイントを
3つご説明していきます^^
① 配置場所に気をつけよう!
今まで植物に関するマガジンなどでも、
日当たりが良い窓辺などは、風通しもよく、
配置場所には適していると何度かご紹介してきました。
しかし、冬場はそのままでは大変危険です!
特に朝晩など、窓辺はかなり冷え込みますので、
可能な限り窓辺からは離した場所へ移動させて
あげましょう。
窓辺以外でも、玄関やトイレなど、
冷えるような場所に置きっぱなしにするのは
極力控えましょう◎
「なかなか移動場所がなくて、、」
という場合の対処法としては、植物に
ビニールやダンボールを被せるという術があります。
これを行うことで、温度と湿度の低下を
多少なりとも防ぐことが可能です。
その際は、ビニール袋に何箇所か小穴を開け、
空気の循環はできるようにしておきましょう。
室温的には10℃以上を保てる場所でないと、
寒さで枯れてしまう可能性があるので注意が必要です。
かと言って、クーラーやヒーターで室温を上げ、
乾燥がちになると、それはそれであまり良くないので、
加湿器や霧吹きを使い、温度も湿度も適度に保たせる
ように気を配りましょう^^
② 水やりの頻度に注意しよう!
置き場所の次は水やりです。
どこかで見たのですが、植物を枯らしてしまう
ランキングの1位は、水のやりすぎが原因みたいです。
冬場の植物は基本的に冬眠期に入っており、
土の乾燥も夏場に比べて遅いので、
水やりの頻度は少なめで大丈夫です。
しかし、夏と同じ様なペースで水をあげ続けると、
根が腐り、いわゆる根腐れによって枯れてしまう
恐れがあるので注意が必要です。
水やりの頻度は品種などによっても違うので、
一概に何日とは言いにくい所ですが、
表面の土が乾いてから2~3日後の朝にたっぷり!
というのを目安にしてもいいでしょう。
また、水温もできれば常温ぐらいが理想的です。
人間で言うヒートショック的な部分で、
冷たい水を急に浴びれば、心臓が止まりそうに
なっちゃいますよね笑
なので、夜にペッドボトルなどに水を入れておき、
室温で常温に近づけておくといいでしょう♪
③ できるだけ日向には当ててあげよう!
最後は日当たりの部分で、こちらは年中通してですが、
冬場もできるだけ日光には当ててあげましょう^^
上項目でも触れていたように、外が10℃以下の場合は
外ではなく、室内の日当たりのいい場所に置く事を
オススメします。
日中に陽が出ていて、少し暖かいようであれば、
風通しも含めて一時的に出してあげるのは◎
しかし、いきなり暖かい部屋に取り込む際は、
室内外の気温差が激しくなり、植物へストレスを
与えることになるので注意が必要です。
プラントムーバー ¥3,850-
大きな植物などは、鉢下につけて移動しやすくなる
プラントムーバーを使うと大変便利ですよ♪
成長というよりかは、現状維持の意識を持って。
観葉植物の越冬方法、いかがでしたでしょうか。
今の寒い時期は成長期ではないので、
成長を期待するのではなく、次の春から元気に
成長できるような準備期間として捉えておきましょう。
ここで少しおさらいをしておくと、
- 室内での配置場所は、窓辺や玄関などの朝晩冷え込みそうな場所は控える。
- 水やりはいつも以上に控え、土や植物の状態を見ながら行う。
- 日光は引き続き浴びせ、移動の際には温度差に気をつけて行う。
こちらを意識しながら、
翌年の春に向けて、しっかりと準備をしましょう^^
冬場や春先に多少落葉する事もありますが、
ちょっとぐらいならあまり心配することはありません。
春先には、またニョキニョキと芽生え、
元気な姿を見せてくれるはずです♪
そして、今年も一年リセノウェブマガジンを
ご覧いただき、ありがとうございました!
来年も、皆さまの生活に役に立ち、
暮らしが豊かになるような記事を書いて参りますので、
ぜひお読みいただければ幸いです^^
来年、みなさまにとって良い1年になるよう、
スタッフ一同願っております。
それでは、最後までお読みいただき、
ありがとうございました!